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『戦国最強の家老』3月12日より開催 細川家を支えた家老・松井家に伝わる名品を紹介

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《緋黒羅紗段替陣羽織》江戸時代(17世紀) 松井文庫蔵

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初代・藤孝(ふじたか)が織田信長に仕えて以来、江戸時代の終焉まで国持大名として存続した細川家。その細川家を支えた細川家筆頭家老・松井家に伝わる名品を紹介する『戦国最強の家老 ―細川家を支えた重臣松井家とその至宝―』が、3月12日(土)より永青文庫にて開催される。

織田・豊臣・徳川と政権が移行する過程で滅亡した大名家が多いなか、細川家が存続できた背景のひとつに、細川家筆頭家老・松井家の活躍があった。 松井家初代・康之(1550~1612)は武略にすぐれ、数々の戦功を細川家にもたらし、二代・興長(1582~1661)は主君に対しても忌憚のない意見を述べ、細川家を支え続けた。
細川家にとって最も重要な家老であった松井家の文物は、今も熊本県八代市の松井文庫に継承されている。

同展では、細川家(永青文庫)と松井家(松井文庫)の伝来品から、主君と家臣の関係を東京で初紹介。戦国時代から江戸初期にかけて、ただひたすらに細川家に仕え続けた松井康之と興長のエピソードが記された歴史資料や、興長の斡旋により熊本藩の客分として仕官することになった宮本武蔵直筆の書状や水墨画の数々も公開する。そのほか、映画などでたびたび描かれる、秀吉の勘気に触れ堺に下る利休を忠興・織部が見送るという別れのシーンの元になった松井文庫屈指の書状を、利休や織部ゆかりの茶道具とともに展覧。
康之と興長の活躍ぶりを資料から辿り、「最強の家老」たるゆえんを探る。

《銀箔押尖笠形兜》桃山時代(16世紀) 松井文庫蔵
重要文化財 宮本武蔵《鵜図》江戸時代(17世紀) 永青文庫蔵(熊本県立美術館寄託)
熊本県指定重要文化財「千利休書状」 松井康之宛 天正19年(1591)2月14日 松井文庫蔵(八代市立博物館寄託)
八代市指定有形文化財《唐物茶壺 銘 深山》中国・元~明時代(14~15世紀) 松井文庫蔵

【開催概要】
春季展『戦国最強の家老 ―細川家を支えた重臣松井家とその至宝―』
会期:2022年3月12日(土)~2022年5月8日(日) ※会期中展示替えあり
会場:永青文庫
時間:10:00~16:30 (入館は16:00まで)
休館日:月曜(3月21日は開館)、3月22日(火)
料金:一般1000円、70歳以上800円、大高500円
美術館公式サイト:https://www.eiseibunko.com

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