2019年は30回のメモリアル! パシフィック・ミュージック・フェスティバル
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(PMF)2019開催概要発表
2019年7月6日(土)~8月2日(金) 札幌・苫小牧・函館・江別・東京・川崎 他
20世紀を代表するクラシック音楽界の巨星レナード・バーンスタインが札幌の地に創り、遺した 世界の若手音楽家を育てる国際音楽祭「パシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)」2019年の開催概要が発表された。来年は30回のメモリアルイヤーのために第3代芸術監督クリストフ・エッシェンバッハが参加してマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」を披露する他、現芸術監督ワレリー・ゲルギエフによるショスタコーヴィチの「交響曲第4番」など、豪華なプログラムが満載。オーディションを通じて世界中から集められた若手精鋭PMFオーケストラの熱気に満ちた演奏が再び札幌の街を輝かせる。
Pacific Music Festival 2019 TOPICS
PMF30回記念修了生と合同の特別オーケストラ結成
世界各地で活躍する PMF 修了生約 15 名と、PMF オーケストラ、そして教授陣で編成され る約120人の合同オーケストラに、このために結成される PMFプレミアム合唱団で演奏するマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」。指揮はこの大曲を得意とする名匠クリストフ・ エッシェンバッハ。1991 年、そして93年から98年の7年間、第3代PMF芸術監督として創設期のPMFを支えたあのエッシェンバッハが、記念の年に帰ってくる。
芸術監督ゲルギエフは、札幌・東京・川崎でショスタコーヴィチの第4番
PMFで初披露となるショスタコーヴィチの交響曲第4番を、芸術監督ゲルギエフがPMF2019の集大成として選曲。世界中から集まる若手音楽家たちが、さらなる高みへと導かれる。札幌コンサートホールKitaraでの道内最終公演を行った後、東京&川崎でのラストコンサートを開催。
首席指揮者にはバーンスタインの愛弟子マリン・オルソップ就任
1990年の第1回PMFにバーンスタインとともに参加して以来29年ぶりに、女性指揮者マリン・オルソップが登場し、ピクニックコンサート、PMF GALAコンサート、苫小牧公演でタクトを振る。
ホルンの名手ラデク・バボラークが参加
ヨーロッパ、アメリカなど各地で活発な演奏活動を展開し、近年は指揮者とし ても活躍するホルンの名手ラデク・バボラークがオープニング・コンサートに登場。PMFホストシティ・オーケストラ演奏会では、北海道唯一のプロオーケストラで PMF 修了生も在籍する札幌交響楽団との共演が実現。メインプログラムは、ブルックナーの交響曲第6番。
札幌文化芸術劇場 hitaru スペシャル・コンサート
2018年10月7日にオープンした札幌の新しい文化発信地 hitaruでPMF初のコンサートが開催される。
PMFが北海道遺産に
次の世代へ引き継ぎたい有形・無形の財産の中から、北海道民全体の宝物として選ばれる「北海道遺産」に、「PMF~豊かな風土に根差した世界につながる教育音楽祭~」が認定された。
PMF公式ホームページ:https://www.pmf.or.jp
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