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ドリカム全面協力で贈るオリジナルドラマの制作が決定、「何度でも」や“クセの強い”書き下ろし新曲を映像化

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『5つの歌詩(うた)』告知画像 (C)2022 東北新社

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BS放送と配信サービスを手がける「スターチャンネル」初となるオリジナルドラマプロジェクトが始動。その第1弾としてDREAMS COME TRUE全面協力で贈るオリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』の制作が決定した。

同プロジェクトは、日本を代表するアーティストからコンセプトに合わせて楽曲を選出し、その“歌詩”の世界観をドラマ化するというもの。音楽には聞き手によって様々な思い出やイメージがあり、誰にでも忘れられない思い出に付随した曲があるはず。そんな心の風景を映し出す楽曲を独自にピックアップし、一流の脚本家をはじめとするスタッフ陣が歌詩の世界を独自の解釈でドラマに仕立て上げる。

今作ではドリカムの数ある楽曲の中から「何度でも」「マスカラまつげ」「空を読む」「TRUE, BABY TRUE.」の4曲と、この企画の為に新たに書き下ろされた新曲の計5曲の歌詩を独自の解釈で初めて映像化。脚本は90年代からヒット作を生み出し続ける脚本家・岡田惠和と、ドラマ『ムチャブリ!わたしが社長になるなんて』『恋はつづくよどこまでも』など多彩な作風でファンを獲得している気鋭の脚本家・渡邉真子、映画『ヌヌ子の聖★戦 〜HARAJUKU STORY〜』などを手がけた濱田真和がタッグを組み、岡田が中心となって脚本を全監修、岡田自身もオリジナル脚本を執筆した。

中村正人、吉田美和は「岡田惠和先生がスターチャンネルのために書き下ろすオリジナル脚本の種としてDREAMS COME TRUEの全楽曲から4曲選んで下さいました。その選曲自体クセの強い選曲になっていて我々でさえ『へ〜!』と唸るものです。負けじと我々もこのプロジェクトのためにクセの強い楽曲を書き下ろしました。」とコメント。

また以前からドリカムの楽曲や吉田の紡ぎだす歌詩の世界観にシンパシーを感じていたという岡田は今回のオファーを受け、「それはもうとても光栄なことだなと思いました。ドリカムさんには同じ時代を生きてきた仲間のような気持ちがあるし、絶対親和性が高いはずだから、いいプロジェクトになるなと思いました。そして、自分の周辺にたくさんいるドリカムファンの顔が浮かびましたね。その人たちに喜んでもらいたい、そうじゃないと言われないものにしなくてはという妙な緊張感も背負った感じがいたしました。」と嬉しさと責任を同時に感じたそう。さらに「納得いかないことや、もやもやすることばっかりの世界だけど、ドリカムが、吉田さんと中村さんがいればなんとか生きていける。そう感じて愛している方は多いはず。ドラマも同じように感じていただけるようドリカムさんの曲に寄り添いたいと思っています。」と意気込みを語っている。

ドラマは今年夏にスターチャンネルで放送および配信を予定している。

中村正人、吉田美和 コメント全文

(C)DCT entertainment, Inc.

脚本家 岡田惠和先生がスターチャンネルのために書き下ろすオリジナル脚本の種としてDREAMS COME TRUEの全楽曲から4曲選んで下さいました。その選曲自体クセの強い選曲になっていて我々でさえ「へ〜!」と唸るものです。負けじと我々もこのプロジェクトのためにクセの強い楽曲を書き下ろしました。これら計5曲をもとに岡田先生が自由に物語を紡ぎます。従来のように歌をドラマ化するのではない今回のプロジェクトは超レア。まさにアバンギャルド。ほんと興味津々。

岡田惠和(脚本) コメント全文

撮影:白幡敦弘

■本企画を打診されたときの率直な気持ち
それはもうとても光栄なことだなと思いました。ドリカムさんには同じ時代を生きてきた仲間のような気持ちがあるし、絶対親和性が高いはずだから、いいプロジェクトになるなと思いました。そして、自分の周辺にたくさんいるドリカムファンの顔が浮かびましたね。その人たちに喜んでもらいたい、そうじゃないと言われないものにしなくてはという妙な緊張感も背負った感じがいたしました。あとお二人に「会えるのかなぁ」とも。

■楽しみに待つ視聴者の方へ
納得いかないことや、もやもやすることばっかりの世界だけど、ドリカムが、吉田さんと中村さんがいればなんとか生きていける。そう感じて愛している方は多いはず。ドラマも同じように感じていただけるようドリカムさんの曲に寄り添いたいと思っています。楽しんでいただけたらと思います。決して嫌な気持ちにはさせません。

高橋義人 制作プロデューサー(東北新社)コメント
■企画立案の経緯、多くいるアーティストの中でなぜドリカムを選んだのか?
2019年の秋。4年に一度開催されるドリカムワンダーランドライヴに伺った際に、たまたま隣りにいた親子の会話を耳にしました。不安な様子で、お母さんが娘に「ごめんね。今日は無理やり連れてきちゃって・・・で、どうだった?」娘さんは「ちゃんと聴いたの初めてだったけど、めっちゃ良かった!!」と。すかさず「でしょー!美和ちゃんの歌詩がまたサイコーでしょ!!」と一変。ドヤ顔でお母さんが答えていた。おそらくお母さんがドリカムファンで娘さんを無理やり!?連れてきたのだろう。そして初めて聴いたと言う娘さんと最後は二人笑顔で会場を後にしていきました。私はその親子の姿をみて、とても温かい気持ちになったのと同時に、改めてドリカムさんは多くの世代に愛されているアーティストで、更に、吉田美和さんの歌詩には何か特別な“チカラ”があると確信しました。

今や音楽はデジタル録音され、手軽にどこでも聴ける環境にある。しかし、音楽には聴き手によって様々なストーリーがイメージできる奥深い世界を持っている。詩を自分のことに置き換えて背中を押してもらったり、励まされたり慰められたり・・・、またその瞬間が大切な思い出になったりもする。このドラマは手軽に音楽が聴ける時代だからこそ、“詩”と言う側面から、ドリカムさんの持つ魅力を届けてみたいと思いました。この企画のキッカケを頂いた親子にも是非観て欲しいです。

■選曲された4曲を選んだ理由
「明るい」「パワフル」といった印象があるドリカム。ありふれた言葉ではなく、ドリカムだからこそ伝えられる言葉を私たちに届けにきてくれました。実はドリカムは「頑張れ」や「希望」ということは歌っていないそうです。これには私自身も驚きましたが、歌詩に頻出する言葉を見ていくと、これまでのイメージとはまた違いがありました。それは川田十夢さんが独自開発した、歌詩を分析してアーティストの深層を考察する「シンガー・ソング・タグ・クラウド」と言うシステムでドリカムの歌詩8万9566文字を分析したそうです。結果、ドリカムの歌詩で一番多かったのは、「あなた」と言う一語。因みに、松任谷由実さんは「私」、長渕剛さんでは「俺」が一番だったようです。この〝あなた〟と言う言葉に、それぞれの解釈や存在を聴き手自身があてはめる事で感情移入できているのではないかと思いました。
今回の選曲では、「あなた」と言う存在を身近にいる恋人、家族、友達、大事な人などと言ったジャンル別にして、受け取り側の思うそれぞれの「あなた」を思い浮かべて欲しいと思います。

「何度でも」  きみを呼ぶ声 力にしていくよ 何度も
「TRUE, BABY TRUE.」 友達の前で泣きなさい 思い切り 何度でも 泣かせてもらいなさい
「空を読む」  どうして人は空を 見上げるんだろう?
「マスカラまつげ」  朝からがんばった 目力(メヂカラ)に願った マスカラが滲んだ 涙が溶かすから

■ドラマ制作への抱負、本企画を楽しみに待つ皆様へのメッセージ
2019年はドリカムデビュー30周年と4年に一度のドリカムワンダーランドが重なるスペシャルイヤーでした。あの日の興奮が今でも蘇ります!更にそこでたまたま出会った親子の会話。その時この世界観をもっと別の角度から物語で創りたいと考えました。それには、脚本家・岡田惠和しかいない・・・それが、私たちの出発でもありました。
「ドリカム×岡田惠和×スターチャンネル」 このかけ算によって最高の物語をお届けいたします。

<作品情報>
スターチャンネル オリジナルドラマ『5つの歌詩(うた)』

スターチャンネルEX:2022年初夏配信開始
スターチャンネル:2022年夏放送開始
※全5話

『5つの歌詩(うた)』ティザービジュアル(C)2022 東北新社

作品公式サイト:
https://www.star-ch.jp/dreamscometrue

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