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人気声優がアドリブ劇を交えて謎に挑む! 『声優マダミスコレクション Case.1』レポート

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『声優マダミスコレクション Case.1』

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人気男性声優6名がマーダーミステリーに挑戦するイベント『声優マダミスコレクション Case.1』が3月6日に開催された。

アナログゲーム界でハマる人が急増しているマーダーミステリーとは、殺人事件が起こるシナリオと、登場人物の経歴や性格、事件当日の行動などが書いてあるキャラクターシートが用意され、出演する声優たちはその情報をもとに、登場人物になりきり、誰が犯人なのかを探し当てる。もちろん犯人は、自分が犯人だという事がバレないようにしなければならない。

今回、キャストが挑むのは、このイベントのために書き下ろされたオリジナルのシナリオで、第1部ではITメガベンチャー企業・コネキアが主催するクルージングパーティーでの殺人事件から始まる『客船上のアンブロシア』。第2部ではインターネット上の仮想空間と現実世界の間で起こった事件の謎に挑む『片足は異世界にありて我は立つ』という物語。

ここでは第1部の様子をレポートする。

ゲームマスターによるマーダーミステリーについての説明の後、声優6名が登場し、キャラクターの自己紹介から舞台は始まる。コネキアの社員として、年長者・辻亮(つじりょう)を演じるのは平川大輔、その後輩で好青年な社員・三村啓一郎(みむらけいいちろう)は畠中祐、ちょっと尖った雰囲気を持つ社員・井口優(いぐちまさる)を岡本信彦が演じる。

また、辻の恩師でもあり、脳科学の研究をしている大学教授・蒲生英治(がもうえいじ)を演じるのは阿部敦、コネキアの研究開発に投資している投資家・安部洋輔(あべようすけ)に堀内賢雄、安部の秘書・古川千秋(ふるかわちあき)を演じるのは代永翼といった豪華な顔ぶれ。

パーティーの時間になってもコネキアの坂巻社長が会場に現れず、船内を探しに行くがどこにもいない。残すは社長の船室だけ。鍵がかかっているドアをぶち破り中に入ると、机に突っ伏している社長がいるが…死んでいる。いったい誰がこんなことを?

船は海のど真ん中、他から侵入してくる者がいないことを考えると、犯人はこの6名の中の誰かという事に。船が港に着くまでの1時間で、犯人を見つけ出さなければならない。

ここまでは朗読劇として進行する。ここから先、6人による謎解きが始まる。アドリブでの会話、パネルに貼られたカードの情報を基に心理戦が展開していく。

カードをめくり、出てきた情報にどんな意味があるのか? 犯人特定のため、協力して考えることもあれば、ターゲットを追い込もうとする場面もあり、さらに、犯人に一番近いと思われていた人物が、出てきた証拠からアリバイが成立し、急に、別の人が犯人扱いとなるなど、推理が二転三転しながら、議論はどんどん加速ていく。

犯人だと怪しまれ、声を荒らげて疑いの目をかわそうとするキャストもいれば、議論を見守りながら冷静に状況を分析するキャストもいる。目まぐるしく動く議論に頭を抱え、つい出てしまう、役から離れた素の言動に、観客も思わず笑ってしまう。

最終的に6人は自分の推理を発表し、誰が犯人なのかを投票で決めていく。そこでゲームマスターが登場し、舞台をエンディングへと導く。

エンディングは物語の真相が語られる朗読劇になるが、ゲームの特性上、結末は知らされていないため、キャスト全員、エンディングの台本は初見のはず。しかし、そうとは思えない圧倒的な演技力で、物語は終焉を迎えた。6人が一体どんな議論を交わし、誰を犯人に選び、物語はどんなエンディングを迎えたのか?

3月13日(日)23:59まで、公演のアーカイブ映像が配信されている。

『声優マダミスコレクション Case.1』
第1部、第2部ともに3月13日(日)23:59までアーカイブ配信中
チケット販売は3月13日(日)18:59まで
https://madamisu-collection.com/

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2296462

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