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印象派の“末裔”が描いた光と詩情『シダネルとマルタン展‐最後の印象派、二大巨匠‐』3月26日より開催

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アンリ・ル・シダネル《エタプル、砂地の上》1888年 フランス、個人蔵 (c)Bonhams

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19世紀末から20世紀初頭のフランスで活躍した画家、アンリ・ル・シダネルとアンリ・マルタンに焦点をあてた、国内初の展覧会『シダネルとマルタン展 ‐最後の印象派、二大巨匠‐』が、3月26日(土)より新宿・SOMPO美術館にて開催される。

フランス北部のダンケルクで10代を過ごしたアンリ・ル・シダネル(1862 – 1939)と、南仏トゥールーズ生まれのアンリ・マルタン(1860 – 1943)は、1891年のフランス芸術家協会サロンで出会い、交流を深めるようになった。パリでの修行を経て、再びそれぞれフランス北部、南仏へと向かったふたりが描いた光は、印象派を継承しながら、新印象主義、象徴主義など同時代の表現技法を吸収し独自の画風を確立。幻想的な主題、牧歌的な風景、身近な人々やその生活の情景を、親密な情感を込めて描き、「最後の印象派」と言われる世代の中心的存在だった。

同展では、世紀末からモダニスムへ至るベル・エポック期に、独自の絵画世界を展開したふたりの道のりを、約70点の油彩・素描・版画を通して辿る。

深い友情で結ばれ同じ芸術観を共有しながらも、それぞれの活動拠点に由来して、異なる光の表現を追求し続けたシネダルとマルタン。それぞれの光を楽しみたい。

アンリ・ル・シダネル《サン=トロペ、税関》1928年 フランス、個人蔵 (c)Yves Le Sidaner
アンリ・マルタン《農業[フランス国務院(パリ)の装飾画のための習作 ]》 1918年、フランス、個人蔵 (c)Archives photographiques Maket Expert
アンリ・マルタン《マルケロルの池》1910-1920年頃 フランス、ピエール・バスティドウ・コレクション (c)Galerie Alexis Pentcheff
アンリ・ル・シダネル《カミーユ・ル・シダネルの肖像》1904年 フランス、個人蔵 (c)Yves Le Sidaner
アンリ・マルタン《アンリ・ル・シダネルの肖像[カオールの《戦争記念碑》のための習作]》1931年頃 フランス、個人蔵 (c)Yves Le Sidaner

【開催概要】
『シダネルとマルタン展 ‐最後の印象派、二大巨匠‐』
会期:2022年3月26日(土)~6月26日(日)
会場:SOMPO美術館
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館日:月曜日
料金:一般1,600円、大学生1,100円
公式サイト:https://www.sompo-museum.org/

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