空山基の新作個展 SF映画『メトロポリス』にトリビュートした新作絵画も
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©Hajime Sorayama, Courtesy of the artist and NANZUKA
空山基の個展『Sorayama Explosion』が、8月11日まで東京・渋谷のNANZUKAで開催されている。
写実表現技法を用いて人体と機械の美を追求した作品を国内外で発表している空山基。女性の身体美をロボットに取り込んだ『セクシーロボット』などの代表作で知られるほか、1999年に発表されたソニーのエンターテイメントロボット「AIBO」のコンセプトデザインを手掛けている。またロボットを描く過程を図解した作品集『SEXY ROBOT』は、1983年の刊行以後、様々な国のアートスクールで教科書として扱われるようになったという。
今回の展覧会では、ヒューマンスケールサイズの新作彫刻に加え、『セクシーロボット』シリーズの源泉の1つだというフリッツ・ラング監督のSF映画『メトロポリス』にトリビュートした新作のペインティングを発表する。