浜中文一、音月桂ら出演の演劇『レオポルトシュタット』、13役のオーディションを開催
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小川絵梨子(新国立劇場 演劇芸術監督)
新国立劇場の開場25周年記念公演として、同劇場の演劇芸術監督・小川絵梨子の演出で2022年10月に上演が決定している名匠トム・ストッパードの最新作、『レオポルトシュタット』の出演者オーディションが開催される。 本作は1899年末~1900年、1924年、1938年、1955年のウイーンを舞台とした、あるユダヤ系家族の4世代にわたる物語。『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』『コースト・オブ・ユートピア』『アルカディア』など、日本でもこれまで多くの作品が上演されているストッパードが「最後の作品になるかもしれない」としたことから、上演前より大きな話題を呼び、2020年1月にロンドンで世界初演を迎えると瞬く間に絶賛され同年のオリヴィエ賞作品賞を受賞。ブロードウェイをはじめ英国国外での上演も既に決定している。日本初演となる本作には既に浜中文一、音月桂、村川絵梨、木村了、土屋佑壱、岡本玲、那須佐代子の出演が決定しているが、今回13役をオーディションで選考することが発表された。 本日3月16日より応募を開始、4月から5月頭かけてオーディションを開催する。 詳細は新国立劇場のホームページ(https://www.nntt.jac.go.jp/play/news/detail/13_022508.html)にて。 <ストーリー> 20世紀初頭のウィーン。レオポルトシュタットは古くて過密なユダヤ人居住区だった。その一方で、キリスト教に改宗し、カトリック信者の妻を持つヘルマン・メルツはそこから一歩抜け出していた。街の瀟洒な地区に居を構えるメルツ家に集った一族は、クリスマスツリーを飾り付け、過越祭を祝う。ユダヤ人とカトリックが同じテーブルを囲み、実業家と学者が語らうメルツ家は、ヘルマンがユダヤ人ながらも手に入れた成功を象徴していた。しかし、オーストリアが激動の時代に突入していくと共にメルツ家の幸せも翳りを帯び始める。大切なものを奪われていく中で、ユダヤ人として生きることがどういうことであるかを一族は突き付けられる...... 公演概要 演劇『レオポルトシュタット』 会場:新国立劇場 中劇場 公演日程:2022年10月 作:トム・ストッパード 翻訳:広田敦郎 演出:小川絵梨子 公演詳細:https://www.nntt.jac.go.jp/play/leopoldstadt/ 一般発売日:2022年9月4日(日)10:00~ 料金:S席8,800円 A席6,600円 B席3,300円