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『アイス・エイジ バックの大冒険』プロデューサーが明かす 20年間変わらないテーマとは?

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『アイス・エイジ バックの大冒険』 (C) 2022 Disney Enterprises. Inc.

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世界中で大人気のアドベンチャーシリーズ『アイス・エイジ』は、2002年に公開となった『アイス・エイジ』から全5作制作され、今年で記念すべき20周年を迎える。3月25日(金)には、待望の最新作『アイス・エイジ バックの大冒険』がディズニープラスで独占配信される。

2万年前の地球、氷河期を舞台にマンモスのマニーやナマケモノのシドたちが様々な危機を前に繰り広げる波乱でクレイジーな大冒険を描く本シリーズは、子供から大人まで幅広い世代に親しまれ、仲間との熱い絆やツッコミどころ満載の笑いを誘うシーンの数々、家族をテーマにしたメッセージなど、笑いあり涙ありの物語が、映画や短編で長年愛されきた。

1作目から制作を手掛けてきたプロデューサーのロリ・フォルテは、『アイス・エイジ』の舞台について「あの時代には、とても美しく、雄大な動物がいた。残念なことに、それらの動物はもうみんな絶滅している。彼らについての物語を語る価値はあると思った。私はそれらのキャラクターが大好きだし」と氷河期を舞台にした当時の背景を明かす。「いざライターを雇い、キャラクターを考えたら、その後は難しくなかったわ。そこからすぐに、あるべきストーリーが生まれてきた。とてもマジカルだった。氷河期の世界というのは、探索する上で、まったく新しい世界だった」と、氷河期を舞台にした『アイス・エイジ』シリーズは、彼女にとっても新境地への試みであったと当時を振り返る。

彼女は「このシリーズに共通するテーマは「家族」。家族は必ずしも血が繋がっていなくてもいい。どこにいても、自分で家族を作ることができる。そういうコンセプトが、コアの部分にある。マンモス、サーペルタイガー、ナマケモノはみんな敵なのに、友達になって家族になる。このシリーズではいつも「家族」が根底にある」と20年間変わらないテーマは”家族“だと続ける。

1作目では、人間を恨むサーベルタイガーの群れから、人間の赤ちゃんを守るためにマニーとシドが翻弄する旅が描かれ、次第に敵であったはずのサーベルタイガーのディエゴも仲間となり、意気投合。次作では地球温暖化による大洪水発生の危機の中、マニーがメスマンモスのエリーと出会い結婚し、フクロネズミのクラッシュ&クラッシュも仲間入りするなど、血が繋がっていなくとも、本来は敵同士であっても、波乱万丈の旅の中で家族のような関係性を作り上げていくところが見所だ。

さらに「どの家族も変化するものであり、大きくなる。新しい家族のメンバーが加わったり、出ていく家族のメンバーがいたり。家族というのはいつも変わるものなの」と本作のテーマについて続ける彼女は、「私たちの映画でも、状況が変わるにしたがって、家族は常にちょっと変わり、ちょっと大きくなっていく。そしてキャラクターたちはそれに対応しないといけない。新しいキャラクターがやってきて、家族が大きくなる。現実の世界でも、この映画の世界でも、それは基本。人はそこに共感してくれるのだと思う。」と、私たちが日常で経験していることがこの作品にも描かれているという。

最初は凸凹だったキャラクターたちが、旅を経るにつれてお互いを理解し、愛情を抱き、だんだんと関係性が変わり、家族のような深い絆を育んでいく様子は、家族や友達がいる側で日々過ごす私たちが共感し笑える、本シリーズならではの魅力なのだ。

そんな制作陣の熱い思いが籠った『アイス・エイジ』シリーズの最新作は、マンモスのエリーを姉に持つフクロネズミの双子のクラッシュ&エディが、スリルと自由を求め、仲間の元を離れて旅に出るところから始まる。旅先でたどり着いた地底の世界で、ふたりは冒険好きな恐竜ハンターであるイタチのバックと再会。3匹は、世界征服を企む恐竜と対峙することになるが、ひょんなことからバックが敵に捕らわれてしまい、大ピンチに。小さな2匹はこの危機にどう立ち向かっていくのか……!? 制作陣が語る、最新作に描かれた“家族のテーマ”にもぜひ注目してみてほしい。

『アイス・エイジ バックの大冒険』
3月25日(金)よりディズニープラスにて独占配信

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