Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 「女子高生に殺されたい」田中圭が大島優子の現場入りにガッツポーズ「仲間キター!!」

「女子高生に殺されたい」田中圭が大島優子の現場入りにガッツポーズ「仲間キター!!」

映画

ニュース

ナタリー

「女子高生に殺されたい」完成披露上映会の様子。

「女子高生に殺されたい」の完成披露上映会が本日3月23日に東京・ニッショーホールて行われ、キャストの田中圭、大島優子、南沙良、河合優実、莉子、茅島みずき、監督の城定秀夫が登壇した。

古屋兎丸の画業20周年記念作品として発表された本作では、女子高生に殺されたいがために高校教師になった東山春人の9年間に及ぶ“自分”殺害計画が描かれる。春人に扮した田中は、役作りについて聞かれると「役作りのしようがないんです! “女子高生に殺されたい”という春人の欲望を突き詰めるのはなかなか難しいんですよね。想像でしかないので。なので今回もこれといって役作りはしてないです(笑)」とコメント。

春人の過去を知る元恋人で臨床心理士・深川五月を演じた大島は、田中との再共演に「今まで5~6回くらい共演させていただいているんですが、毎回役の関係性が違うので、また新たな一面を見ることができました。ですが、撮影の合間は変わらぬ田中圭でして……安心感はありましたね」と述べる。MCから“変わらぬ田中圭”についてツッコミがあると、大島は「話しかけてくるテンションが毎回同じなんです。ポケットに手を入れて『大島ぁ』って(笑)。ちょっと猫背気味で、だらっと足を動かしながらこっちに来るんです」と笑みをこぼすと、田中は「ひどいひどい(笑)。改善しないと!」と顔を赤らめていた。

また、南らフレッシュなキャストに囲まれての撮影に田中は「大島さんが現場に来てくれたときは本当にホッとしました! と言うのも、キャストがとにかく若くてキラキラしてるんですよ!」と吐露。それを聞いた大島が「おいっ!」とアクリル板越しにグーパンチをのぞかせると、田中は「違うちがう、キラキラの種類がまた違うじゃない! キラキラしてないなんて言ってないよ!」と訂正する。続けて、「最初は『この子たちとお芝居できない……』と思うくらい、目を見るだけでキラキラしてるんですよ。そんな現場に大島さんが来てくれた安心感といったら……『仲間キター!!』って感じで本当にうれしかったです! 大島さんはセンスもよく、純粋にお芝居を楽しめる人なので安心しました」と、大島の存在に助けられた様子だった。

一方で南は「今まで挑戦したことのない役だったので、やりがいを感じつつ、楽しくお芝居ができました」と撮影を回顧。河合は、南の意外な一面に驚いたようで「夜の公園でカエルを持った沙良ちゃんがマネージャーさんを全力で追いかけていて。撮影後でみんなが疲れ切った真夜中だったんですが、2人だけキャッキャしてました」と話す。

映画オリジナルのキャラクターで演劇部の快活な女子高生・君島京子を演じた莉子は「役をいただいたときは、どう演じようかとゼロから自分でがんばって考えました。本読みや現場の空気感、キャストの皆さんとのキャッチボールを大切にしながら演じました」と述べ、撮影で柔道のシーンに挑んだ茅島は「体育の時間でしか柔道をしたことがなかった。練習の時間を作っていただいて、背負い投げとか絞め技とか、一から全部教えていただきました」と役作りを振り返った。

イベントでは、春人の“女子高生に殺されたい”という願望にちなみMCから「死んでも叶えたい夢は?」とのお題が出された。南は「メガロドンのような、巨大生物が好きなんです。水族館に入れないホオジロザメを生で見てみたいですね」とユーモアたっぷりに答える。田中は「いつか日本のチームで制作した映像作品で世界と戦いたいなと思います。そういう環境を作っているものもありますが、そこに自分も関わっていたいなという目標があります」と内に秘めているものを明かした。

「女子高生に殺されたい」は4月1日より全国でロードショー。

(c)2022日活