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「カモン カモン」ホアキン・フェニックスとマイク・ミルズが初タッグを振り返る

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「カモン カモン」メイキング写真

「カモン カモン」より、主演のホアキン・フェニックスと監督のマイク・ミルズのコメントが到着。メイキング写真も公開された。

本作は、ラジオジャーナリストのジョニーと9歳の甥ジェシーが数日間の共同生活を通して絆を育んでいく物語。フェニックスがジョニーに扮し、子役のウディ・ノーマンがジェシーを演じた。

フェニックスとの仕事を熱望していたというミルズ。一方フェニックスは「僕が映画の出演を決めるとき、その監督がこれまでどんな作品を作ったのかはそれほど大事ではない。監督と会ってみて僕が好きになれる人かどうかってことが大事なんだ」と明かし、本作の脚本については「非常に興味深くて、無限の可能性があるように感じたのは大きかった。今振り返ってみても、この物語では、自分が共感できると思えるような瞬間や感情がたくさん描かれている」と感じたという。

まずは一緒にランチをすることになった2人だったが、開口一番フェニックスは「この映画はすごく面白そうだけど、僕にはできない。どうやって演じればいいのかわからないんだ」と告げたそう。そこで2人は、お互いを理解するために何カ月も掛けてともに台本を読み込んだ。お互いの経験や考えについても語り合ううちに「彼のことをどんどん好きになっていった」と振り返るミルズ。こうしたプロセスを経て出演を承諾したホアキンは「ミルズ監督となら一緒に仕事ができるって思えた。つまり、一緒に何かクリエイティブなことができると思えた」と決め手に言及した。

またミルズはジョニーというキャラクターが、「ジョーカー」などでフェニックスがこれまで演じてきた役とまったく違うことにも触れ、「それは強く意識した。ホアキンは頭がいいんだ。これは180度違う人物像だとわかっていて、それは僕にとっても有利に働いた」「この作品でホアキンは新境地を見せていると思う」とアピール。フェニックスは役作りにおいてミルズからインスピレーションを受け、彼の私服や靴を借りて撮影に臨んだ。「ミルズ監督には温かさと繊細さがあり、それがキャラクターにも反映されている」と自身が受けた影響を語っている。

「カモン カモン」は4月22日より、東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

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