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歴史を彩る名曲の“まほう”をお届け!「ディズニー・オン・クラシック ~夢とまほうの贈りもの 2022」出演者が魅力を語る

クラシック

インタビュー

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菅原洋平、高橋広奈、牧野元美、後藤春馬

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ディズニー・アニメーションや映画・テーマパークの音楽を、オーケストラとヴォーカリストの生演奏で届ける大人のための音楽会「ディズニー・オン・クラシック ~夢とまほうの贈りもの 2022」が5月~6月、全国12都市で15公演開催される。

映画公開30周年を迎える『アラジン』より「ホール・ニュー・ワールド」や「フレンド・ライク・ミー」をはじめ、「輝く未来」(『塔の上のラプンツェル』)、「レット・イット・ゴー」(『アナと雪の女王』)、第94回アカデミー賞で3部門にノミネートされた『ミラベルと魔法だらけの家』の楽曲まで、ディズニー・アニメーションの歴史を彩る名曲の数々を“ガラコンサート”形式で披露する本公演。出演ヴォーカリストの高橋広奈、牧野元美、菅原洋平、後藤春馬が取材に応じ、楽曲に秘められた“まほう”の魅力を語ってくれた。

――牧野さんと菅原さんは、すでに「ディズニー・オン・クラシック」への出演経験がありますが、おふたりが感じる「ディズニー・オン・クラシック」の魅力とはどんなものですか?

牧野:世代も性別も問わず、さまざまな方々にお越しいただき、皆さんが温かい気持ちで見てくださる。ステージから見ると、笑顔で拍手してくださったり、ライト(ファンシーカラー★ダイヤモンド・ライト)を振ってくださったり。歌っている私も自然と楽しい気持ちになり、とてもパワーをいただくことができるんです。本当に素晴らしい体験をしているんだなと実感しています。

菅原:去年初めて出演させていただき、とても驚いたことがありました。それはお客様がとにかく温かく、愛にあふれたコンサートだなということでした。牧野さんもおっしゃった拍手やライトもそうですし、スタンディングオベーションで温かく迎え入れていただいたことも。そういった一体感が「ディズニー・オン・クラシック」の大きな魅力ではないでしょうか。僕自身にとっても、とても幸せな経験でした。

――牧野さんは2020年に『アナと雪の女王2』のエルサとして「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」を歌唱し、今回は「レット・イット・ゴー~ありのままで~」を披露する予定ですね。

牧野:世界的に知られた楽曲ですし、女性なら誰しも「私らしくていいんだ」と勇気とパワーをもらったと思うので、私もその気持ちを大事にしながら、歌えたらいいなと思っています。パワーあふれる楽曲なので、自分なりにどう調理し、皆さんの心に響かせるか模索しています。何より温かなお客様の前で歌えるのが、今から楽しみですね。

――牧野さんと菅原さんは昨年『リメンバー・ミー』で、イメルダ役とデラクルス役として共演し、「哀しきジョローナ」を披露しましたね。イメルダにとって、デラクルスは愛する夫の命を奪った男という関係性でした。

牧野:ちょっと不思議な関係でしたよね(笑)。敵対といっても、ケンカをしているわけではないし、心を開く二重唱ではなかったので。何回も足は踏みましたけど(笑)。

――そんなおふたりが今回は『塔の上のラプンツェル』のラプンツェル、フリンとして再共演。打って変わって、ロマンティックな関係ですし、互いの思いが共鳴し合う名曲「輝く未来」の歌唱も楽しみです。

菅原:あの楽曲はラプンツェルとフリンが、お互いに大切な存在だと気づく重要なものなので、僕らも真摯に向き合いながら、楽曲を作り上げていきたいと思っています。(劇中の)夜空にランタンが浮かぶロマンティックな雰囲気をお客様に届けられたらいいなと思っています。

牧野:菅原さんとはオペラでも共演経験がありますが、こういう二重唱は初めて。どんな化学反応が起こるのか、すごく楽しみにしています。

例えるなら、ディズニーランドのアトラクションに乗って楽しんでいる感覚

後藤春馬、牧野元美

――ありがとうございます。そして高橋さん、後藤さんは今回「ディズニー・オン・クラシック」に初出演されますね。

高橋:ディズニー・アニメーションの楽曲、しかも慣れ親しんだ日本語の歌詞を、オーケストラで歌えるってことが、もう夢みたいだと思っています。なんて素敵なことなんだろうって。きっとお客様もそう思ってくださるはずですし、皆さんとワクワクを共有したいですね。

後藤:自分の周りにも「ディズニー・オン・クラシック」に足を運んだ友人がたくさんいて、皆「やっぱり楽しい」「ありがとうと伝えたい」といった感動の声ばかりなんです。例えるなら、ディズニーランドのアトラクションに乗って楽しんでいる感覚なのかなと。そんな感覚を今回、ヴォーカリストとしてお客様にお届けできるのが、今から楽しみで仕方ないです。

――今回はディズニー・アニメーション・スタジオの“起源”ともいえる『蒸気船ウィリー』、そして“最先端”である話題の新作『ミラベルと魔法だらけの家』の楽曲を通して、その輝かしい歴史が紐解かれます。高橋さんは『ミラベルと魔法だらけの家』から、「秘密のブルーノ」を含む3曲のオーケストラ・アレンジで歌唱を担当されますね。

高橋:『ミラベルと魔法だらけの家』の楽曲は、ラテン調で構成されていて、それが家族で唯一魔法のギフトを持っていないミラベルが、前向きに生きていくパワーにすごく合っていると思うんです。お姉さん(イサベラ)とのデュエット曲「本当の私」も、互いの心を開いて、本当の自分らしさを見つける大切な楽曲。自由を探し生きたいという気持ちに共感してもらえるように歌いたいと思います。

後藤:僕は『蒸気船ウィリー』で高橋さんが担当する“口笛”も楽しみでしょうがないですね。

高橋:そう言われるとプレッシャーですね! でも実は私もオーケストラと一緒に口笛を吹けるのは、すごく楽しみなんですよ。

――そして今回は映画公開30周年を記念し『アラジン』から、アラン・メンケンによる数々の名曲が披露されます。菅原さんがランプの魔人・ジーニー、後藤さんが邪悪な大臣のジャファーにそれぞれ扮し「フレンド・ライク・ミー」「アバヨ、王子様」を担当されますね。

菅原:名曲揃いの『アラジン』ですが、「フレンド・ライク・ミー」は「ホール・ニュー・ワールド」に並んで、知らない人がいないほどの名曲。もちろん、緊張や気負いもあるんですけど、原曲をリスペクトしつつ、僕ならではの「フレンド・ライク・ミー」をお届けできればと思っています。

後藤:自分の欲望にとても忠実という意味で、ジャファーに対しては、ある種の憧れを抱いているんです。アラジンもジャスミンも自分の欲望を叶えようとして、後悔することになる。でも、ジャファーは最後までその欲望を貫いて、ランプにとりつかれてしまう。実は僕自身は、欲望を表に出すことに対して、ちょっと引いてしまうところがあって。でも、今は何か起こるか分からない時代。ジャファーのように、やりたいことに素直で、行動に移せる巨大なエネルギーをぜひ歌唱で表現できればいいなと思っています。

「絶対に楽しい時間をお届けします!」とお約束したい気持ちです

菅原洋平、後藤春馬

――ありがとうございます。少しずつ明るい兆しが見せつつある中、多くのファンが「ディズニー・オン・クラシック」を楽しみになさっています。そんな皆さんにぜひメッセージをお願いします。

高橋:まだまだ不安が多い日々ですし、会場に足を運んでいいのかなという迷いもあるかもしれませんが、来ていただければ、そこは夢の国ですから、もう思いきり楽しんでもらえれば。「絶対に楽しい時間をお届けします!」とお約束したい気持ちです。

牧野:長らくステイホームの時期も続きましたが、そんなとき私たちに必要なものは、音楽なんじゃないかと改めて実感したんです。音楽を聞けば、自然と笑顔になれるし、温かな気持ちにもなれる。ぜひ「ディズニー・オン・クラシック」を心から楽しんでいただき、また素敵な日々を過ごしていただければと思います。

後藤:先ほどもお話しましたが、今は明日がどうなるか分からない時代なので、「興味はあるけど、どうしようかな?」って迷っている方は、欲望に忠実なジャファーを見習って(笑)、ぜひ足をお運びいただければ。実績のあるオーケストラ・ジャパンの皆さんと一緒に、絶対後悔させない時間をお届けしたいと思っています。

菅原:全国のファンの皆さんと一緒に歩んできた「ディズニー・オン・クラシック」ですが、今回は名曲揃いのガラコンサートなので、いつにも増してライブならではの感動で、魅力たっぷりの楽曲を楽しんでいただけると思います。僕自身も皆さんと一緒に、夢と魔法のひと時を過ごせたらなと思っています。

菅原洋平、高橋広奈、牧野元美、後藤春馬

「ディズニー・オン・クラシック ~夢とまほうの贈りもの 2022」
5/7 (土)、5/8 (日) 舞浜アンフィシアター
5/13 (金) 福岡サンパレスホール
5/20 (金) 愛知県芸術劇場 大ホール
5/21 (土) 神戸国際会館 こくさいホール
5/28 (土) 広島文化学園HBGホール
5/29 (日) 倉敷市民会館
6/2 (木)、6/3 (金) 東京国際フォーラム ホールA
6/4 (土) アクトシティ浜松 大ホール
6/5 (日) フェスティバルホール
6/11 (土) ホクト文化ホール 大ホール(長野県県民文化会館)
6/12 (日) 金沢歌劇座
6/18 (土)、6/19 (日) TACHIKAWA STAGE GARDEN
https://www.harmonyjapan.com/doc2022sp/

取材・文:内田涼

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2297241

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