岩松了×森田剛が初顔合わせ、新作「空ばかり見ていた」シアターコクーンで上演
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Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019「空ばかり見ていた」の出演者。
岩松了と森田剛の初顔合わせとなる「空ばかり見ていた」が、来年2019年3月に東京・Bunkamura シアターコクーン、4月に大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。
「空ばかり見ていた」は、15年に上演された「青い瞳」以来、約4年ぶりとなる岩松のシアターコクーンでの新作公演。岩松が森田に当て書きしたという本作には、反政府軍として政治活動をしている兵士・多岐川秋生(森田)とその恋人・リン(平岩紙)、恋人の兄であり軍の首領でもある吉田満(村上淳)らが登場。ある事件をきっかけに、秋生は窮地に立たされることになり……。
今作には森田、平岩、村上のほか、勝地涼、筒井真理子、宮下今日子、新名基浩、大友律、高橋里恩、三村和敬、豊原功補が出演。上演決定に際し、岩松は「森田くんとは以前から『いつかやろうね』と約束していたんです」と述べつつ、「森田くんにもどこか影を感じる。その暗さが、今度の芝居をつくるうえでの、探りどころにもなるのかなと思っています」と期待を込める。対する森田は「岩松さんの描かれる作品の中で求められる役柄を精一杯演じきりたいと思います」と意気込みを語った。
公演は19年3月9日から31日まで東京・Bunkamura シアターコクーン、4月5日から10日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで行われ、チケットは1月14日に発売される。
岩松了コメント
政治的なつながりや思想的な絆を経由した恋愛話を通じ、「恋愛」がそれだけでは成立しない面白さを描きたいと思います。また、そこで生み出される緊張関係をよりくっきりさせるため、内戦というシビアな状況を選びました。森田くんとは以前から「いつかやろうね」と約束していたんです。僕は余計に動かない俳優、暗い印象の俳優が好きです。森田くんにもどこか影を感じる。その暗さが、今度の芝居をつくるうえでの、探りどころにもなるのかなと思っています。
森田剛コメント
岩松さんとは、以前からご一緒させていただきたいと思っていたのですが、今回このタイミングで実現することとなり大変嬉しく思っています。稽古は、何回も同じシーンを繰り返し行うような厳しい方だと伺っておりますので、今から稽古に入るのが楽しみですし、岩松さんの描かれる作品の中で求められる役柄を精一杯演じきりたいと思います。
Bunkamura30周年記念 シアターコクーン・オンレパートリー2019「空ばかり見ていた」
2019年3月9日(土)~31日(日)
東京都 Bunkamura シアターコクーン
2019年4月5日(金)~10日(水)
大阪府 森ノ宮ピロティホール
作・演出:岩松了
出演:森田剛、勝地涼、平岩紙、筒井真理子、宮下今日子 / 新名基浩、大友律、高橋里恩、三村和敬、豊原功補、村上淳
※高橋里恩の「高」ははしごだかが正式表記。