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OSK創立100周年を祝う『レビュー春のおどり』、東京公演が開幕! トップスター楊琳「劇団員一丸となって邁進」

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OSK日本歌劇団創立100周年記念公演『レビュー春のおどり』の東京公演が3月25日から新橋演舞場で開幕。同日、トップスターの楊琳(やん りん)が取材に応じ「100周年の歴史を煌びやかに振り返る、見どころ満載で心から楽しめる作品に仕上がっていると思うので、最高のレビューをお届けできるよう、劇団員一丸となって邁進してまいります」と抱負を語った。

1922年に松竹楽劇部として誕生し、今年100周年を迎えたOSK日本歌劇団。記念すべき100周年記念公演『レビュー春の踊り』の第1部『光』は、3名の日本舞踊家が史上初めて共同で演出。OSKと縁の深い山村友五郎が100周年を寿ぐ祝舞を、藤間勘十郎が時空を超えた舞踊と立廻りを、尾上菊之丞が壮大で革新的な群舞を披露する。

荻田浩一が手掛ける第2部は、100年間紡いできた煌びやかなレビューを象徴する『INFINITY』。ラテン、シャンソン、タップ、受け継がれてきたOSKの名曲たちとともに、“INFINITY(無限)”に広がるOSKの世界が繰り広げられる。

2月の大阪公演は新型コロナウイルス感染拡大の影響で、予定通りの公演数をこなすことが叶わず「その分、待ってくださったお客様の活気は怒涛のようだった。100周年を迎えられた喜びと相まって、感動にあふれた初日だった」としみじみ。「東京の皆様も待っていてくださったと思うので、感謝の気持ちを忘れず、お客様に楽しんでいただければ」と意気込んだ。

特に注目してほしいポイントを問われると「たくさんあり過ぎて選べない」と悩みつつも、「強いて言えば、菊之丞先生が手掛けてくださったレビューは、前衛的で今までにない日舞で、すごく好きな場面です。ぜひ注目していただきたいと思います」とアピールした。

OSKのテーマソングである『桜咲く国』についても、「ここで満足してはいけない。歌い継いでいけるよう頑張りたい」と強い思い入れ。2021年4月にトップスターに就任し「(気持ちが)落ち着くことは今後もないと思いますが、お稽古や公演を追うごとに、劇団員みんなの頼もしさを実感するようになった。たまたま自分が真ん中に立たせていただいて、お衣装はキラッとしていますが(笑)、みんな一緒にお祝いしようという気持ちは変わらない」と100周年の“その先”を見据えて、背筋を伸ばしていた。

取材・文・写真=内田涼

【公演概要】
OSK日本歌劇団創立100周年記念公演『レビュー春のおどり』

演目:
第一部『光』 演出・振付 : 山村友五郎、尾上菊之丞、藤間勘十郎

第二部『INFINITY』 作・演出 : 荻田浩一
出演: 楊琳、舞美りら、千咲えみ、白藤麗華、虹架路万、愛瀬光、城月れい、華月奏、遥花ここ、翼和希、椿りょう / 桐生麻耶 他 OSK日本歌劇団

東京公演:2022年3月25日(金)~27日(日)
新橋演舞場(東京都中央区銀座6-18-2)
観劇料(税込):S席(1・2階):9,500円 A席(3階):5,000円

<松竹公式ホームページ>
https://www.shochiku.co.jp/play/schedules/detail/enbujo_202203/

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