30周年記念公演が続々待機中。渋谷Bunkamuraがリニューアルオープン
映画 ステージ アート クラシック
ニュース
オーチャードホール(写真はリニューアル前に撮影したもの)
東京・渋谷にある複合文化施設“Bunkamura”が改修を終え、明日から営業を再開する。改修を完了した各施設では30周年を迎えるのにふさわしい豪華なラインナップが待機中で、年末年始も多くの観客を集めそうだ。
Bunkamuraは、東急百貨店本店に隣接する複合施設で1989年に開業。クラシックのコンサートやオペラ、バレエ公演が行なわれることが多いオーチャードホールをはじめ、演劇を主に扱うシアターコクーン、2スクリーンを擁する映画館ル・シネマ、独自の企画展が人気を博すザ・ミュージアムなどがあり、カフェやレストランでひと息つくこともできる空間だ。同施設は2011年にも大規模な改装を行なっており、定期的にメンテナンスをして、より快適な空間を目指しているようだ。
新装Bunkamuraの初日は、オーチャードホールで中川晃教のコンサートが開催され、映画『バルバラ セーヌの黒いバラ』『いつだってやめられる 闘う名誉教授たち』『BOLSHOI Ballet in シネマ Season2017-2018』がル・シネマで上映を開始。1階のギャラリーでは展覧会『第21回 笹尾光彦展-花のある風景-』がスタートする。
オーチャードホールの恒例行事『東急ジルベスターコンサート』は今年も大晦日に開催予定で、東京フィルハーモニー交響楽団の定期公演、今年10月に新たにフランチャイズ契約を締結したKバレエ カンパニー公演『くるみ割り人形』、中国の至宝ヤン・リーピンが演出と振付を手がける『ヤン・リーピンの覇王別姫 ~十面埋伏~』も待機中。シアターコクーンのリニューアル第1弾『民衆の敵』は29日(木)に始まり、来年1月9日(水)から三浦春馬主演でドストエフスキーの名作を描く『罪と罰』が、2月8日(金)からは窪田正孝と柚希礼音の出演で唐十郎の名作戯曲に挑む『唐版 風の又三郎』が開幕する。
地下1階のミュージアムは、23日(金・祝)開始の『国立トレチャコフ美術館所蔵 ロマンティック・ロシア』で新たなスタートをきる。本展覧会は年明け1月末まで続き、2月には『クマのプーさん展』、GWには『印象派への旅 海運王の夢 バレル・コレクション』が予定されている。
フォトギャラリー(4件)
すべて見る