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国宝《燕子花図屏風》とともに茶道具の名品を公開『特別展 燕子花図屏風の茶会 昭和12年5月の取り合わせ』開催

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尾形光琳筆 国宝《燕子花図屏風》(右隻)日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵

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4月16日(土)より青山・根津美術館にて、国宝《燕子花図屏風》とともに茶道具の名品を公開する特別展『燕子花図屏風の茶会-昭和 12 年 5 月の取り合わせ-』が開催される。

総金地に燕子花の群生がリズミカルに描かれた尾形光琳の《燕子花図屏風》を、大正3年(1914)根津美術館のコレクションの礎を築いた初代根津嘉一郎(1860〜1940)が購入。以降、《燕子花図屏風》は展覧会や政財界の友人を招き、東京・青山の自邸で催された茶会で、惜しみなく披露されてきた。

同展では、数ある嘉一郎の茶会のうち、ひときわ荘厳にして豪華だった昭和12年(1937)5月に催され、取り合わされた茶道具の名品を国宝《燕子花図屏風》とともに紹介。《燕子花図屏風》のほか、酒宴の花として飾られた円山応挙筆《藤花図屏風》(重要文化財)、錦繍に染まる秋の龍田川を描いた《吉野図屏風》、鼠志野の名碗として知られる《鼠志野茶碗 銘山の端》(重要文化財)など数々の名品を公開する。

庭園のカキツバタの開花に合わせて《燕子花図屏風》を公開する春の恒例企画だが、過去2年はコロナ禍により中止となった。実に3年振りとなる《燕子花図屏風》とカキツバタの競演を心ゆくまで堪能したい。

円山応挙筆 重要文化財《藤花図屏風》(右隻)日本・江戸時代 安永5年(1776)根津美術館蔵
重要美術品《雨漏茶碗 銘 蓑虫》朝鮮・朝鮮時代 16世紀 根津美術館蔵
伝尾形光琳作《業平蒔絵硯箱》日本・江戸時代 18世紀 根津美術館蔵
庭園内のカキツバタ

【開催概要】
『特別展 燕子花図屏風の茶会 昭和12年5月の取り合わせ』
会期:2022年4月16日(土)~5月15日(日)
会場:根津美術館
時間:10:00~17:00、5月10日(火)~5月15日(日)は19:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:月曜(5月2日は開館)
料金:一般1,500円、大高1,200円 ※オンライン日時指定予約制
美術館公式サイト:https://www.nezu-muse.or.jp/

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