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勅使川原三郎2作品「月に憑かれたピエロ」「ロスト・イン・ダンス」が芸劇で

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左から勅使川原三郎、佐東利穂子。(Photo:Bengt Wanselius)

芸劇dance 勅使川原三郎「月に憑かれたピエロ」「ロスト・イン・ダンス―抒情組曲―」が12月1・2日、4日に東京・東京芸術劇場 プレイハウスにて上演される。

演出・振付・照明・美術を勅使川原が手がけ、勅使川原と佐東利穂子が出演する本作は、東京芸術劇場のダンスプロジェクト“芸劇dance”の1プログラム。歌手のマリアンヌ・プスールをベルギーから招き、ダンスと音楽の競演に迫る「月に憑かれたピエロ」と、アルノルト・シェーンベルクの弟子筋にあたるアルバン・ベルクの楽曲「抒情組曲」をモチーフにした「ロスト・イン・ダンス-抒情組曲-」を2本立てで上演する。

勅使川原三郎コメント

月とダンスにとり憑かれた生と死

ダンス作品『月に憑かれたピエロ』はシェーンベルク作曲の同名曲によって構成。マリアンヌ・プスールの類のない美しく恐れさえも抱かせる強烈な歌唱と勅使川原三郎と佐東利穂子の激しくも繊細に制御された究極のダンス。
超現実的な世界があらわになるミュージックシアター。同時上演の『ロスト・イン・ダンス』は『ダンスに憑かれた』佐東利穂子に捧げるオマージュ作品。アルバン・ベルク作曲『抒情組曲』によるデュエット。
語るように歌い、歌うように語る。
声と動き、光と音楽。「劇的ダンス」と「純粋ダンス」、独特の生を見いだす2つの作品。

芸劇dance 勅使川原三郎「月に憑かれたピエロ」「ロスト・イン・ダンス―抒情組曲―」

2018年12月1日(土)・2日(日)、4日(火)
東京都 東京芸術劇場 プレイハウス

演出・振付・照明・美術:勅使川原三郎
ダンス:勅使川原三郎、佐東利穂子
歌:マリアンヌ・プスール
指揮:ハイメ・ウォルフソン