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“正義”という言葉が持つ意味とは…ハツビロコウ「民衆の敵」開幕

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ハツビロコウ #12「民衆の敵」より。

ハツビロコウ #12「民衆の敵」が昨日3月29日に開幕した。

本作は、ヘンリック・イプセンの戯曲。小さな町で温泉が見つかり、町長をはじめ町の人たちは町おこしに期待をかける。しかし町長の弟で開業医のトマス・ストックマンは浴場が汚染されていると主張し……。

開幕に際し、上演台本・演出を手がける松本光生は「『民衆の敵』はノルウェーの作家イプセンによって、およそ140年前に書かれた物語である。稽古が中盤にさしかかったころ、ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めた。その事実を踏まえた上でこの物語を考えると、『正義』という言葉の持つ意味がずいぶん違って見えるのは、わたし一人ではないと思う」とコメントしている。公演は4月3日まで東京・小劇場B1にて。明日3月31日と4月2日18:00開演回は客席数を劇場定数席の50%にしたディスタンス回となっている。

ハツビロコウ #12「民衆の敵」

2022年3月29日(火)~4月3日(日)
東京都 小劇場B1

原作:ヘンリック・イプセン
上演台本・演出:松本光生
出演:橋本一郎、千賀由紀子、田村真帆、石塚義高、井手麻渡、高田賢一、井上智之、石井俊史、松本光生

※石塚義高の「高」ははしご高が正式表記。