「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」Prime Videoでドラマ化、脚本は古沢良太ら
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前列左から井上尚弥、北野武、水川あさみ、上田晋也。後列左から早川敬之、黒沢清、三木孝浩、児玉隆志。
Prime Video Japan初となる戦略およびラインナップに関する記者発表会「PRIME VIDEO PRESENTS JAPAN」が本日3月30日に開催。Amazon Original「エンジェルフライト」の製作が発表された。
本作は佐々涼子が第10回開高健ノンフィクション賞を受賞した「エンジェルフライト 国際霊柩送還士」をもとにしたヒューマンドラマ。古沢良太や香坂隆史が脚本を手がけ、国境を越えて遺体を家族のもとへ送り届ける国際霊柩送還士の姿が描かれる。
ビデオメッセージにて古沢は「死を扱うドラマではありますが、あまり暗くなりすぎず、楽しくエンタテインメントとして観てもらいたい。一方で死というものがテーマですので、そこは誠実に描きたいです」と意気込む。
続けて「異国の地で亡くなる人の話で、名探偵が登場して死の謎を解いたり、犯人との攻防といったことは一切ないです。でも、その地でどうやって生きて、どうやって死んでいったか、それは世界中に無限にある人の生き方であり、すべてドラマチックなはずだと思っています」とコメント。「亡くなっていく人や、それを受け取る遺族の思いは万国共通でどこの国の人も変わらない。そういうものを感じ取ってもらえるドラマになると思います。期待していただければ」と呼びかけた。「エンジェルフライト」は2023年にAmazon Prime Videoで配信予定。
なおイベントではこのほかAmazon Original「モダンラブ・東京」「僕の愛しい妖怪ガールフレンド」「復活!風雲!たけし城(仮題)」、大泉洋が司会を務める「ザ・マスクド・シンガー」シーズン2、リアリティショー「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2などの製作が発表に。フォトセッションには水川あさみ、池松壮亮、黒沢清、三木孝浩、北野武、ボクサーの井上尚弥のほか、司会の上田晋也(くりぃむしちゅー)、アマゾンジャパン合同会社プライム・ビデオジャパンカントリーマネージャーの児玉隆志、同社の日本オリジナルコンテンツ製作責任者・早川敬之が出席した。