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リアルすぎるミニチュア作品で注目を集めるMozuの個展が全国巡回中 4月3日放送『情熱大陸』にも出演

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『自分の部屋』 (c)MOZU STUDIOS

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ミニチュア、コマ撮りアニメ、トリックラクガキで話題のクリエイター・Mozuこと水越清貴の初の個展『Mozu アートワーク -ちいさなひみつのせかい-』が全国を巡回中だ。

水越は高校2年生の時に「自分の部屋」を再現したミニチュア作品を同級生がツイッターに投稿し「リアル過ぎる」と話題になり、一躍有名になった。

彼の創作活動の原点は「小さい時に両親と一緒に過ごした何気ない日常」にあるという。印刷会社を営む両親のもとで愛情をかけて育てられ「自分で何かを生み出す楽しさ」を体験できたことが、現在の活動に大きく影響を与えている。

彼のミニチュア作品を見ると、机の上にノートや教科書、食べ終わったお菓子の袋、折れ曲がった1万円札が無造作に置かれている。ほかにも壊れた冷蔵庫や古新聞、ゴミ袋などが散らかる『ゴミ捨て場』や、学習机とイス34セットを配置した『教室』など、緻密で生活感あふれる作品が多い。

近くでよく見ると細部にまでわたるこだわりはもちろんのこと、見る人を笑顔にさせるユーモアも散りばめられている。

部屋の片隅に「こびとが住んでいたら」と空想した『こびとシリーズ』は、実物大のコンセントの横に製作され『こびとの階段』や『こびとのベランダ』など、じっくりのぞき込みたくなるリアルさだ。

なかでも『こびとの秘密基地』はコンセントカバーを開くと、狭い空間に作業机やテレビ、エアコンなどが詰め込まれ、無線LANのルーターもチカチカと点滅。電子レンジの中にはラップした料理まで入っている凝りようで、完成するまでに 4カ月ほどかかったという。

23歳の現在、スタッフのYuukaと一緒に新しい試みに挑んでいるという水越は、初の個展を昨年夏より日本各地で開催中。高校時代から現在までに制作された精巧で遊び心あふれる作品約70点がずらりと並び、来場者を楽しませている。今後も東京や横浜、熊本、高知など全国を巡回する予定だ。

また言葉の壁を感じさせない作品は海外でも評価されており、昨年は「NY ADC Young Guns 19」を受賞。さらに受賞者の中から一般投票によって選ばれる「Creative Choice Award」にも選出され、日本人2人目となるダブル受賞を果たしている。

今週末、4月3日放送予定の『情熱大陸』では『こびとシリーズ』新作製作現場に密着。国内外で大注目の水越の制作の様子、作品ができるまでを覗くことができる貴重なチャンスをお見逃しなく。

■番組情報
『情熱大陸』
4月3日(日)23時00分〜23時30分
毎日放送(MBS)TBS系列全国ネットで放送予定

番組ホームページ:https://www.mbs.jp/jounetsu/
番組Twitter:https://twitter.com/jounetsu

■開催情報
『Mozu アートワーク -ちいさなひみつのせかい-』
3月12日(土)〜5月8日(日) 新潟県立自然科学館1階特別展示室
7月22日(金)〜8月9日(火) 大丸東京店11階催事場
8月11日(木・祝)〜8月29日(月) 横浜髙島屋ギャラリー 8階
熊本、高知など全国巡回を予定

公式サイト:https://mozu-exhibition.com
公式 Twitter:https://twitter.com/Mozuten2020

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