松田優作をCGでよみがえらせるプロジェクト始動、現代の作品に登場させるため
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松田優作を再現したCG。(c)東映ツークン研究所
1989年に死去した俳優・松田優作を、“デジタルヒューマン”としてよみがえらせるプロジェクトを、東映ツークン研究所が発表した。
同研究所が2019年からプロジェクトを進めているデジタルヒューマンは、CGにさまざまな学術的知識、表現技術を加えて1人の人間を作り上げ、AIの顔などに使用する試み。亡くなった偉人の姿をよみがえらせる取り組みも続けられている。
このたびのプロジェクトについて、同研究所は「唯一無二の名優・松田優作を現代の作品に登場させるべくデジタルヒューマンとしてよみがえらせる」と説明している。松田の外見の再現については、複数人の超高精細3DCGデータをもとに機械学習を使った顔モデル生成を実施。AI音声変換技術を使用して声の復元にも挑む。また現在ショートムービーも製作中で、監修は松田美由紀が務める。