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次は長編に挑戦!千葉雄大、初監督作に手応え「納得のいく作品ができた」

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千葉雄大

オムニバス作品「アクターズ・ショート・フィルム2」の初日舞台挨拶が4月1日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、「あんた」で監督・脚本・主演を担当した千葉雄大と、プロデューサーの和田圭介が登壇した。

WOWOW開局30周年を記念した企画「アクターズ・ショート・フィルム」の第2弾となる本作。千葉、青柳翔、玉城ティナ、永山瑛太、前田敦子ら俳優5人が監督として参加し、予算や撮影日数など同条件で25分以内のショートフィルムを制作した。

千葉は「脚本に興味があって、なんでも自由に書いていいし、書かなくてもいいということで、そこから飛びついてやらせていただいたんですけど、監督もやらせていただいたことですべてのセクションに立ち会えたので、普段とは違う現場が見られましたし、納得のいく作品ができたのでうれしかったです」と笑顔で伝える。脚本を書くときに意識をしたことについては「恋愛もの、家族もの、友情ものとか、そういう枠みたいなのは全部取っ払って、ドキュメンタリーのような映画になればいいなと思っていました」と述懐した。

観客からの「一番好きなシーンは?」という質問には「自分で答えるのは難しいなあ」としばらく思案しつつ、「最初のキャンプ場に2人で来るときの会話。あれは全部台本にないセリフなんですけど、作品とちゃんとつながるセリフになっていた。ノリでやったんですけど(笑)、シンクロしていたのは面白かったですね」と回答。「また作品を作りたいですか?」という問いには、「そうですね。『長編どうですか?』って言われたので、うのみにして提出しようと思っています。それが形になるかわからないですけど、やりたいなと思います」と意欲を見せる。

最後に千葉は「『あんた』ももちろん観てほしいんですけど、ほかの皆さんの作品も本当に素晴らしくて、『やっぱりすごいなあ。僕にはできないな』っていう感じで、皆さんの色が出ていたので、その違いも楽しんでいただけたらうれしいです」と挨拶し、舞台挨拶を締めくくった。

「アクターズ・ショート・フィルム2」は4月14日までヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル池袋など全国で上映される。WOWOW オンデマンドでも全エピソードを配信中。

(c)WOWOW