アニメ「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」佐藤隆紀が劇伴歌唱で“イタリアの心”吹き込む

去る3月28日からNetflixで配信されているアニメ「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」にて、LE VELVETSの佐藤隆紀が劇伴歌唱に参加している。

「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」は、ヤマザキマリのマンガ「テルマエ・ロマエ」を原作としたマンガ。ローマ帝国で浴場技師として伸び悩む青年ルシウスは、ある日突然、古代ローマと現代日本をタイムスリップできるようになる。彼は自国の浴場（テルマエ）の設計に、日本の入浴文化を取り入れ……。今回のアニメ版では、「テルマエ・ロマエ」原作では描かれなかった前日譚を観ることができる。

劇伴歌唱に初挑戦した佐藤は、学生時代から温泉が大好きで、マンガ「テルマエ・ロマエ」を愛読していたという。佐藤はアニメ版に参加できる喜びを「音大で、イタリア歌曲を学んできて良かったと、心から思いました（笑）」と語り、「どの曲も、まさに古代ローマ帝国を彷彿させてくれるような壮大な曲の数々で、音楽としてもテンションが上がると思います。僕の歌が『テルマエ・ロマエ ノヴァエ』のストーリーをより一層盛り上げられたら嬉しいです」とコメントした。

作曲と音楽監修を務めた川崎龍は「ドラマの後ろで流れても軽々と画面を飛び越えてくるような、“声にオーラのある”テノール歌手の方を探していました」と言い、「大編成のオーケストラサウンドを悠々とリードするような素晴らしいテイクをいただき、第一声を聴いた瞬間に『劇伴にイタリアの心が吹き込まれた！』と感じました」と語った。Netflixシリーズ「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」は、全世界独占配信中。

佐藤隆紀コメント

学生の頃から温泉が大好きな僕は、本屋で漫画の表紙を見つけて即購入！ ハマりまくった「テルマエ・ロマエ」 まさか『テルマエ・ロマエ』と自分の歌が共演できる日が来るとは思ってもいませんでした。

原作ファンとしては、レコーディング前からとても気合が入っていました。

音大で、イタリア歌曲を学んできて良かったと、心から思いました（笑）。

劇伴歌唱は初めての挑戦でしたが、作曲者で音楽監修の川崎龍さんとスタジオに入り、細やかな指示のもと「テルマエ・ロマエ」の世界をイメージをして気持ちよく歌うことができました。

どの曲も、まさに古代ローマ帝国を彷彿させてくれるような壮大な曲の数々で、音楽としてもテンションが上がると思います。僕の歌が「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」のストーリーをより一層盛り上げられたら嬉しいです。

川崎龍コメント

ドラマの後ろで流れても軽々と画面を飛び越えてくるような、“声にオーラのある”テノール歌手の方を探していました。

以前コンサートで佐藤さんを拝見したことがあり、佇まいも含めてぴったりだと直感したので思い切ってオファーをさせていただきました。

大編成のオーケストラサウンドを悠々とリードするような素晴らしいテイクをいただき、第一声を聴いた瞬間に「劇伴にイタリアの心が吹き込まれた！」と感じました。

※川崎龍の「崎」は立つ崎（たつさき）が正式表記。