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アンセル・エルゴート、流ちょうな日本語で『TOKYO VICE』舞台挨拶 米俳優が久々の来日PR

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マイケル・マンが全編オール日本ロケで描く超大作ドラマ・シリーズ『TOKYO VICE』の完成披露試写会が4月5日に都内で行われ、出演する米俳優のアンセル・エルゴート、共演者の伊藤英明が出席した。本作の撮影を通して、日本語を会得したエルゴートは舞台挨拶のほとんどを流ちょうな日本語でこなし、その姿に伊藤は「役になり切るとはこういうことだと教えてくれた」と賛辞を惜しまなかった。

警察担当記者として日本の大手新聞社に就職したアメリカ人青年ジェイク(エルゴート)が、特ダネを求めて東京の闇社会へと足を踏み入れていく。HBO MaxとWOWOWの日米共同制作により、“世界で最も撮影が難しい都市”といわれる東京とその近郊で全撮影を敢行。渡辺謙、菊地凛子、伊藤英明、笠松将、山下智久ら日本人スターが多数出演している。

『ベイビー・ドライバー』でゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされ、現在公開中のスティーヴン・スピルバーグ監督版『ウエスト・サイド・ストーリー』の主役に抜擢されたエルゴート。あらすじや役どころの紹介に加えて、「実際に日本に住んで撮影できたことが、私の人生の中で、最も貴重な経験になりました。今日皆さんに会えて、とっても幸せです」と日本語での挨拶を披露し、会場は大きな拍手に包まれた。

マン監督との撮影についても「マイケル・マン監督と仕事ができて、とても良かったです。マイケル・マン監督は考えを明確に表現します。ときどき、クルーにはちょっと厳しいですが、みんな監督を尊敬しています。一緒に仕事ができて光栄です」と日本語で振り返った。

警視庁保安課の刑事・宮本を演じる伊藤は「コロナ禍で撮影がストップしても、環境も食事も時差もまったく違う東京に滞在し、毎日日本語を勉強していた。それを役に反映させる姿に感動しました」とエルゴートの奮闘に改めて賛辞。「(日本語で)とっても優しくて、素晴らしい方です。英明さんとは、馬が合いました。サウナに入り、文字通り、裸の付き合いをしました」(エルゴート)、「正月にうちに来てくれて、父にお酌してくれた。父はこの前『ウエスト・サイド・ストーリー』を見て、感動したと電話してきた」(伊藤)と国を超えた親交の深さも披露された。

完成披露試写会には、プロデューサーを務めたJ.T.ロジャース、アラン・プール、ジョン・レッシャーが同席。また、現在、新作の撮影準備中だというマン監督からビデオメッセージが届き、「日本で才能ある俳優たちに出会えたことは大きな発見。とてもやりがいのある体験で、芸術的な繫がりを築くのは実りあるものでした。また、アンセルは日本語や文化の習得に謙虚に取り組んでくれました」と日米キャストに感謝を示していた。

取材・文・写真=内田涼

ハリウッド共同制作オリジナルドラマ『TOKYO VICE』
4月7日(木)午後6時日米同時配信
4月24日(日)独占放送スタート(全8回)
毎週日曜 午後10時放送・配信
WOWOWプライム、WOWOW 4K:第1回無料放送
WOWOWオンデマンド:無料トライアル実施中

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