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道枝駿佑×福本莉子『今夜、世界からこの恋が消えても』“サンセットビジュアル”公開 古川琴音、松本穂香ら新キャストも明らかに

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『今夜、世界からこの恋が消えても』 (C)2022「今夜、世界からこの恋が消えても」製作委員会

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なにわ男子の道枝駿佑×福本莉子がW主演する映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(通称『セカコイ』)。このたび、切ない横顔を切り取った“サンセットビジュアル”が公開された。さらに、物語の鍵を握る親友に古川琴音、主人公・透の姉に松本穂香ら、2人を取り巻く新キャストも明らかに。古川と松本、さらに原作者の一条岬のコメントも到着した。

眠りにつくと記憶を失ってしまう「前向性健忘」を患ったヒロインと、そんな彼女を献身的に支えるも、自らも大きな秘密を隠し持っている主人公の儚くも切ない愛の物語を描いた『今夜、世界からこの恋が消えても』。

原作は一条岬の同名恋愛小説で、映画化もされた『君は月夜に光り輝く』を輩出した電撃小説大賞の2019年受賞作品。応募総数4607作品の頂点にして、冒頭からは全く予想できないストーリー展開とその結末に全選考委員が涙したという。その涙は国内に留まることなく、すでに韓国では、日本の小説では異例の20万部超えの大ヒットを記録している。

監督には、『僕等がいた 前篇・後篇』(2012)、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(2016)など数々の恋愛映画を創り上げてきた名手・三木孝浩。脚本は、生きる意味を問う純愛を描かせたら右に出る者はいない『君の膵臓をたべたい』(2017 / 監督)『君は月夜に光り輝く』(2019 / 監督・脚本)の月川翔と『明け方の若者たち』(2021)で監督を務めた若き才能・松本花奈が共作。

映画音楽には、『糸』(2020)で『第44回日本アカデミー賞』優秀音楽賞を受賞し、数々のヒット曲を手掛けてきた日本を代表する音楽プロデューサー・亀田誠治を迎え、現在の日本映画界で、恋愛映画を作るにあたり、最高峰のクリエイターたちの奇跡のタッグが実現した。

本作の主人公・神谷透を演じるのは、2021年に待望のCDデビューを果たしたなにわ男子のメンバーであり、日本テレビ系日曜ドラマ『金田一少年の事件簿』の5代目金田一一役で、ドラマ単独初主演を務める道枝駿佑。ドラマや映画で存在感を見せてきた道枝にとって、今作が待望の初主演映画となる。

そして、ヒロインの日野真織を演じるのは、2016年開催の第8回『東宝シンデレラ』オーディションでグランプリを受賞し、『思い、思われ、ふり、ふられ』(2020)や『君が落とした青空』(2022)でも主演を務めた福本莉子。

2021年10月期に放送され話題となったテレビ朝日系土曜ドラマ『消えた初恋』ではクラスメイトとして共演した2人が、今作では恋人役として、W主演を飾る。まさに「映画の道」を歩みはじめた次世代を担う2人が、自らの輝きそのままにフレッシュに演じている。

映画化発表を皮切りに、メイキングやクランクアップ、予告映像と情報を公開してきた本作だが、このたび、ポスタービジュアルとして、夕暮れの中、記憶(恋)が消える夜までの残された時間を噛みしめ、慈しむ2人の“サンセットビジュアル”が新たに公開となった。

ポスタービジュアルには、「消さなきゃいけなかったのは 君と過ごした一年だった。」という、2人が抱える運命の行く末を感じさせる印象的なキャッチコピーと、夕暮れの空を背に、眠りにつくと記憶を失ってしまう真織(福本)と、そんな彼女を見つめる透(道枝)の横顔が。

夜が来ることは2人にとって、今日一日の記憶が消えてしまうことであり、そして真織の恋もリセットされてしまうことを意味する。そんな夜の手前、黄昏時ならではの2人の切ない表情。忘れられたくない透の想いと、それでも忘れてしまう真織の交わらない記憶が、合わない目線からも感じられる。

さらに、2人を取り巻く気になる新キャストが明らかに。真織が「前向性健忘」を患っていることを理解し支え、頼れる親友・綿矢泉(わたや・いずみ)を演じるのは、古川琴音。今作の重要な鍵を握る重要人物として、ドラマ『この恋あたためますか』『コントが始まる』などの話題作で発揮された存在感は、今作でも注目だ。

そして、透の姉である神谷早苗(かみや・さなえ)を演じるのは、ドラマ『この世界の片隅に』やNetflixで配信中の映画『桜のような僕の恋人』など注目作の出演が続く松本穂香。透と真織の小さな恋を微笑ましく見守りつつも、2人の未来を案ずるキーパーソンとなる。

さらに、透の両親に萩原聖人と野波麻帆、真織の両親に水野真紀と野間口徹、2人の同級生に前田航基、西垣匠と、注目の若手からベテラン勢までが揃い、しっかりと脇を固める。

【新キャストコメント】
古川琴音 / 綿矢泉役
三木監督の作品を観ては“こんな青春があったらいいな”と思っていたので、今回初めて三木組に参加させて頂いて、“監督の作る世界に入れたんだ!”と、とても嬉しかったです。泉を演じる上で、複雑な状況を頭では分かっていても心が追い付かない時があったのですが、監督が「泉は十字架を背負っているんだよ」と言葉をかけてくださって、それが凄く腑に落ちてお芝居に活かすことが出来ました。道枝くんと莉子ちゃんとは初共演なのですが、道枝くんは、文字で見ると照れくさくなるような言葉でも、自然にしっくりきて、そういう言葉が似合う人っているんだなと、王子様みたいな方だなと思いました。莉子ちゃんはどのシーンもみずみずしく、凄くキラキラしていて、こういう穢れない存在を泉は守りたかったんだなと、莉子ちゃんを通して感じることが出来ました。
初めて台本を読んだ時に、自分が大切にしていたことを忘れてしまう悲しさや切なさは勿論、それ以上に真織を支えようとする周りの人たちの愛情に、とても温かい気持ちになりました。凄く切ない物語ではあるんですが、明日を迎えられることや、大切な人と思い出を積み重ねていけることに感謝したくなるような映画になっていると思います。

松本穂香 / 神谷早苗役
普段演じる役は初々しさを求められることが多いのですが、今回は自分自身とはかけ離れた包容力のあるお姉さんの役で、今までにない挑戦的な役を任せて頂いたなと思っております。弟の透役を演じられた道枝さんとは初共演で、同じ関西出身なのですが、透明感溢れる方という印象でした。一緒に撮影するシーンは少なかったのですが、ご本人の真っすぐさとピュアさが凄く伝わってきて、それが演じる上でとても支えになりました。三木監督とは約6年ぶりにご一緒させて頂いたのですが、「大きくなりましたね」と言って頂きました(笑)演技も委ねて見守ってくださり、ダメな時は納得のいくまで何度も撮ってくださって、凄く温かい監督さんだなと撮影を終えて改めて思いました。監督が三木さんで、撮影が柳田さんで、出来上がる前から皆さんに愛される作品になることを確信しています!この映画は大切な人の存在が心の中にあるだけで、ちょっと気持ちが強くなれたり、心が救われたり、そういった人と人との繋がりの温かい部分を丁寧に描いた映画になっているんじゃないかなと思います。初めて台本を読ませて頂いたとき、もう二度と戻らない尊い時間がキラキラと輝いて描かれている作品だなと感じました。是非劇場で見て頂けたら嬉しいです。

【原作者コメント】
一条岬
今、当たり前にもっているものは、いつか失ってしまうもの。だからこそ、心を込めて大切にしたい。原作のあとがきをそう書き終えてから二年が経ちました。幾多の別れと出会いがある中で、映画の撮影見学という形で登場人物と再会することができました。道枝さんの演じる透はどこまでも優しく、福本さんの演じる真織は生きることに真摯で、古川さんの演じる泉は大切な何かを守ろうとしている。生きて、動いて、人物として思考する三人の姿に感動し、同時にとても嬉しくなりました。
私が原作者でなくても、この映画は必ず観に行きます。客席に腰かけ、少しの緊張とともに物語の開始を待つ。あとはもう、素晴らしい映像と脚本、心のこもった演技と音楽に身を任せ、笑ったり驚いたり、泣いたりすればいい。そんな最高の映画体験を、一観客として皆さんと待っています。

『今夜、世界からこの恋が消えても』
7月29日(金)より公開

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