新田真剣佑が“傷の男”スカーや山田涼介との共演語る「鋼の錬金術師」特別映像
ニュース

映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」より、スカーを演じた新田真剣佑のコメントと特別映像が公開された。
荒川弘によるマンガを実写化した本作は、人体錬成により代償を背負った錬金術師のエルリック兄弟が、失った体を取り戻すために“賢者の石”を探す旅を描いたダークファンタジー。2部作となる完結編では国家錬金術師の命を狙う“傷の男”・スカーとの戦いや隠された国家の秘密、兄弟の父親の過去など、原作の最終話までが紡がれる。山田涼介(Hey! Say! JUMP)が主人公の兄エドを演じ、水石亜飛夢が弟アルの声を担当した。
額に十字の傷が刻まれたキャラクターであるスカー。撮影のために毎日2時間の特殊メイクを経て現場に臨んだという新田は「スカーは英語で『傷』。あれがなければスカーじゃない。特殊メイクの時間も役を作るうえで大切な時間でした」と振り返る。さらに「自分なりの正義があって、それを貫こうとする。そして自分の中にある芯がすごく強い。ただ悪いだけじゃなく、いかに魅力的に見せられるかを考えながら演じました」と明かす。
撮影のために巨大なオープンセットが築かれ、新田も現場に入った瞬間を「『街だ!』と思いました。床から壁から……オープンセットに再現された世界観に助けられました」と回想。さらに初共演となった山田について「きれいでした。初日に『日本で一番きれいです』って告白しました」と笑いながら出会いを明かしつつ「敵対する役は仲がいいほど演じやすい」と持論を展開した。初日から山田と距離を縮め、カットがかかると2人そろって映像をチェックする場面もあったという。
特別映像はYouTubeで公開中。新田のインタビューやスカーとエドの戦闘シーンの裏側を観ることができる。
前作に続き曽利文彦が監督を務めた「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー」は5月20日、「鋼の錬金術師 完結編 最後の錬成」は6月24日よりロードショー。
(c)2022 荒川弘/SQUARE ENIX (c)2022 映画「鋼の錬金術師2&3」製作委員会