柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、三宅弘城、井川遥が「さかなのこ」に出演
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上段左から柳楽優弥、夏帆、磯村勇斗、岡山天音、下段左から三宅弘城、井川遥。
のんが主演を務める「さかなのこ」の追加キャストが解禁された。
さかなクンの自叙伝「さかなクンの一魚一会 ~まいにち夢中な人生!~」をフィクションも織り交ぜながら大胆にアレンジした本作。寝ても覚めても魚のことばかり考えている主人公・ミー坊が、自分だけが進むことのできるただ一つの道へまっすぐに飛び込んで行くさまが描かれる。のんがミー坊を演じた。監督を務めたのは沖田修一。脚本を沖田と前田司郎が手がけた。
このたび明らかになったキャストは6名。“狂犬”の異名を持つ強面の不良でありながらミー坊のことを気に掛ける心優しい幼なじみ・ヒヨを柳楽優弥が演じる。幼なじみのミー坊とひょんなことから再会し、同じ屋根の下で暮らすことになるシングルマザー・モモコに扮するのは夏帆。ある出来事からミー坊との絆を深めることになるツッパリ頭の総長役で磯村勇斗が出演する。
また、ミー坊との出会いによって魚の魅力に目覚める不良“カミソリ籾”こと籾山役で岡山天音、周囲の子供と少し違うミー坊を心配する父・ジロウ役で三宅弘城、ミー坊を信じて応援し続ける母・ミチコ役で井川遥がキャスティングされた。
柳楽は「数年前から釣りにハマっていることもあり、さかなクンに興味があってYouTubeなども拝見していたので、今回お話をいただきとても嬉しかったです」と明かし、夏帆は「ひたすら純粋に魚を愛するミー坊と、そんなミー坊をたいせつに見守っている家族や友人たちが、ちょっぴり可笑しくて愛おしい映画だと思います」とつづっている。磯村、岡山、三宅、井川のコメントは下記に記載した。
「さかなのこ」は2022年夏に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
柳楽優弥 コメント
数年前から釣りにハマっていることもあり、さかなクンに興味があってYouTubeなども拝見していたので、今回お話をいただきとても嬉しかったです。
僕が演じたヒヨは「狂犬」と恐れられる不良ですが、幼なじみのミー坊を思いやる優しさがあって、憎めない、なんかいい奴です。
のんさんと沖田監督とは、前からご一緒してみたかったのですが、穏やかな時間が流れているような居心地のよい現場でした。
今回共演させて頂き改めて、のんさん最高だな、と思いました。
夏帆 コメント
のんさん演じるミー坊の幼なじみであるモモコを演じさせていただきました。
のんさんとの共演は、フシギだけどとても心地が良くて、ミー坊の真っ直ぐな瞳に、心が洗われる日々でした。
ひたすら純粋に魚を愛するミー坊と、そんなミー坊をたいせつに見守っている家族や友人たちが、ちょっぴり可笑しくて愛おしい映画だと思います。
ぜひ楽しみにしていただけたらうれしいです。
磯村勇斗 コメント
最初に台本を読んだ時、しばらく心がホワホワと優しい気持ちになりました。さかなクンの自伝が原作のこの物語は、何かを猛烈に好きになり夢中で追いかけたくなったら、例えまわりと違っても突き進んでいい、それが個性なんだ、と教えてくれている気がしました。
また沖田監督が描く登場人物たちは、ミー坊をはじめみんな微笑ましく、沢山愛情を感じる作品になっていると思います。本作に総長という役で参加させて頂き、とても楽しい時間を過ごしました。
岡山天音 コメント
沖田組は現場にも映画にも温かい空気が漂っていて、やはり特別な心地良さがありました。衣装合わせからクランクアップまで、なんだかずっとニヤニヤしていた気がします。
完成品を観て、のんさん演じるミー坊から素敵なことを教えてもらいました。自分も参加している作品の試写で、こんなにもピュアに楽しめた事も稀な体験です。
ミー坊が魚を「好き」と思う気持ちが、皆さまの心にどう届くのか。公開を心待ちにしております。
三宅弘城 コメント
もうね、キュートなんです。台本からもキュートさは伝わってきましたが、
沖田監督によってさらにキュートな映像になりました。
もう出て来る人出て来る人みんな愛すべきキュートな人たちなんです。
かと思ってニコニコ観ていると、なんでもないように聞こえるセリフにハッとしたり。
継続することや信じることの大切さを改めて教えてくれました。
でもそれが押し付けがましくなく観られるのは、
のんさんのひょうひょうとした唯一無二のキュートさからくるものだと思います。
ごめんなさい、キュートキュートうるさくて。
でも本当にキュートで勇気が出るんです。
世代問わず色んな人に観ていただきたい映画です。
井川遥 コメント
台本を読んで真っ直ぐでキラキラしたミー坊に早く会いたいと思いました。のんさんが演じるなんてこれ以上のキャスティングは無いと期待の気持ちでいっぱいでした。
1番の理解者である母親を演じるのはミー坊を見つめ続けることだと思いました。
さかなクンと私自身は同世代。
昭和の風情が懐かしく、タイムスリップしたような気持ちにも。現場では沖田監督の嬉しそうな顔を毎日見られたのも印象深いです。
(c)2022「さかなのこ」製作委員会