是枝裕和の韓国映画「ベイビー・ブローカー」カンヌ国際映画祭コンペ部門に正式出品
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「ベイビー・ブローカー」ポスタービジュアル
是枝裕和が監督、脚本、編集を担当した韓国映画「ベイビー・ブローカー」が、第75回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品される。
本作は、子供を育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていく“ベビーボックス”をめぐり出会った人々の姿を描くヒューマンドラマ。ソン・ガンホ、カン・ドンウォン、ペ・ドゥナ、イ・ジウン(IU)がキャストに名を連ね、このたび「梨泰院クラス」で知られるイ・ジュヨンの出演が発表された。
2018年に「万引き家族」で最高賞のパルムドールを受賞した是枝。彼は「異国での、言語や文化の違いを超えた今回の共同作業を高く評価して頂けて、僕だけでなくスタッフ、キャスト皆が報われたとホッとしています」とコメントした。
「ベイビー・ブローカー」は6月に東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。
是枝裕和 コメント
6回目だからといって嬉しくないかと言ったらそんなことはありません。異国での、言語や文化の違いを超えた今回の共同作業を高く評価して頂けて、僕だけでなくスタッフ、キャスト皆が報われたとホッとしています。4年ぶりのカンヌ参加になりますが、コロナ禍だけではなく、世界が大きく揺れる時代に映画を作り続けること、そして、世界に届けることの意味を考える良い機会にしたいと思います。
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