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松本潤「どうする家康」の食事係に就任、大森南朋や広瀬アリスら“チーム家康”の胃袋つかむ

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「どうする家康」キャスト。左から松重豊、音尾琢真、山田孝之、山田裕貴、松本潤(嵐)、杉野遥亮、広瀬アリス、 板垣李光人、大森南朋。(写真提供:NHK)

本日4月15日にNHK大河ドラマ「どうする家康」の出演者発表会見が行われ、主演の松本潤(嵐)、新キャストの大森南朋、山田裕貴、杉野遥亮、板垣李光人、音尾琢真、広瀬アリス、山田孝之、松重豊の計9人が登壇した。

「どうする家康」は2023年に放送されるNHK大河ドラマの62作目。徳川家康の波乱万丈な生涯を脚本家の古沢良太が“エンタテインメント大作”として描く。本日新たに出演が発表されたのは、家康が直面する困難に向き合い、ともに乗り越える“チーム家康”の面々。このチームのリーダー・酒井忠次を大森、武闘派である本多忠勝を山田裕貴、文武両道の若き武将・榊原康政を杉野、明るく頭の回転のいい若き家臣・井伊直政を板垣、家康を敬愛する鳥居元忠を音尾が演じる。また広瀬が家康を支える姫・於愛の方、山田孝之が小心者の忍者・服部半蔵、松重が家康がもっとも信頼する家臣の1人・石川数正に扮する。新キャストの8人はいずれも松本との共演に対し喜びのコメントを寄せた。

新たな出演者が発表されたあと、松本は「『いよいよ始まるな』と実感しています」とひと言。「今回の作品の食事係を任命されたので、みんなが楽しく過ごせるようにスタッフさんも含めてお世話できればと思います。私のギャラはすべてそこに行きます」と宣言する。さらに松本は現場での食事係を引き受けた理由について「胃袋をがっつりつかむとチーム感が生まれやすいのかなって」と説明し、「ごはん屋さんの友達がたくさんいて、すでに何人かに声をかけているので、あとはNHKとの交渉によってケータリングにするか弁当にするか決めていきたいと思います」と準備万端の様子だった。この流れでキャスト陣は松本に食べたいものをリクエスト。山田孝之は「肉をあまりにも食べすぎているので、4つ足の肉は週1ぐらいにしたほうがいいんじゃないかと殿(松本潤)に提案しようと思います」と言う。一方、広瀬が「揚げものが食べたいです。麺類もお米も好きです」と欲張ると、松本は「おー。いっぱいあるね。とにかくおいしいものね」とリアクションした。そんな広瀬は本日発表された出演者で紅一点。彼女は「女性キャストが欲しいです……皆さんとも仲よくできるようにがんばります」と男性キャストに囲まれてどこか心細そうだ。恐縮した様子の広瀬に対して松本は「緊張しなくて大丈夫ですよ」と笑顔を作った。

「徳川家康に対するイメージは?」と聞かれると、音尾は「徳川家康は松本潤そのものです。眉毛の太さからしても。あれ? 徳川さん?」と松本に視線を向ける。すると松本は笑いをこらえながら「コメント適当すぎないですか?」とツッコミを入れた。同様の質問に山田孝之が「今回松本さんが演じる徳川家康を今後も徳川家康だと思って生きていきます」と答えると、松本は「なんか重いな……」と反応した。

最後に「家康像に関してどういうアプローチで演じようとしていますか?」という質問を受けた松本は「家康に対して僕は狸親父と言われてるイメージがあったんですね。そういう印象はあるとは思うんですけど、時代に翻弄されたか弱きプリンスが仲間たちの力を借りてどう生き延び、江戸という時代をどう作っていくかというのを描いていけたらと思います」と熱弁。さらに「自分が家康役にぴったりかどうかは自己分析するタイプではないのでわからないですけど、ドラマをご覧になった皆さんが“チーム家康”のように『こんなチームが自分の近くにいたらいいね』と思ってもらえるようなチーム作りをできたらと思っています」と放送を楽しみにする視聴者に向けてメッセージを送った。

なお会見は欠席したものの、小手伸也が大久保忠世、岡部大(ハナコ)が平岩親吉、イッセー尾形が鳥居元吉を演じることもアナウンスされた。