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井浦新と成田凌、伊勢志摩での撮影を振り返る「最高のロケ地」

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「ニワトリ☆フェニックス」初日舞台挨拶の様子。

「ニワトリ☆フェニックス」の初日舞台挨拶が本日4月15日に東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、キャストの井浦新、成田凌、紗羅マリー、監督のかなた狼が登壇した。

2018年3月公開「ニワトリ★スター」の設定を一新し、幼なじみの草太と楽人が都市伝説の“火の鳥”を探す旅に出る姿が描かれる本作。前作と同じく井浦が草太、成田が楽人を演じ、かなた狼が監督・脚本を担当した。

初日を迎えた心境について井浦は「この作品は去年の夏に撮った作品。フレッシュな作品かもしれないけれど、気持ちとしては『やっと皆さんに楽しんでいただける日が来たんだな』という思いです」と述べる。成田は「自分の原点のような『ニワトリ★スター』という作品が4年前にあり、再構築してまたこの場に立てているというのは、うれしいという言葉では足りない。皆さんにどう届くか、すごく楽しみです」と笑顔を見せた。紗羅は「観ている側も『ありがとう』という気持ちになれる優しい作品になっていると思います。何も考えずに、流れに身を任せて感情を揺さぶれてほしい」と上映前の観客に呼びかけた。

監督として尽力したことを尋ねられたかなたは、「前作で培った信頼関係だけで自由奔放に旅をしてほしかった。脚本もイメージは7割で止めていて、2人(井浦と成田)の会話に任せるところもあった」と振り返る。続けて井浦が「前作よりも現場の監督の笑顔が多かったことが印象的。それを見てこちらもリラックスして、本当に楽しんでいいんだなと思った」と述懐した。

伊勢志摩でロケが行われた本作。井浦は「最高のロケ地を選んでくれた」とかなたを称賛し、成田も「(伊勢志摩は)温かくて、気持ちよくなっちゃって......寝ていたら撮影が終わっていたこともありました(笑)」と撮影中のエピソードを明かした。

最後に井浦は「草太と楽人と約100分間の旅をしながら、いい音楽、風景の中で心を解きほぐしてほしいです」とメッセージを送り、イベントを締めた。

「ニワトリ☆フェニックス」は全国で公開中。

(c)2022映画「ニワトリ☆フェニックス」製作委員会