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虹ナタ ~虹コンがナタリーの記者になってみた~ 第4回 憧れの人にインタビューしてみた

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左から鶴見萌、岡田彩夢、大塚望由。

多種多様な趣味、特技を持つ“インドア系・正統派アイドルグループ“虹のコンキスタドールが、編集記者としてさまざまな仕事を体験する連載企画「虹ナタ」。最終回となる第4回では鶴見萌さん、岡田彩夢さん、大塚望由さんにインタビューの仕事を体験してもらいました。その取材の場を設けるにあたり、希望のインタビュー相手を尋ねたところ、彼女たちから挙がった名前は敬愛するイラストレーター・キナコさん。そしてそのオファーをキナコさんに快く引き受けていただいたことで、連載を締めくくる今回の取材が実現しました。

取材 / 鶴見萌、岡田彩夢、大塚望由 文・構成 / 近藤隼人 撮影 / 臼杵成晃

質問案をびっちり用意

キナコさんは香川県在住のため、インタビューは対面ではなく、リモートで行うことに。東京~香川間をパソコンでつないでの取材になりましたが、インタビューを受けることはよくあっても、話を聞く立場になるのは初めての鶴見萌さん、岡田彩夢さん、大塚望由さん。当日現場に現れた3人はそろって緊張の面持ちを浮かべていました。中でも、長年のキナコさんファンで、この日も私物のキナコさんの作品集を持参してきた岡田さんは、前日ほとんど眠れなかった様子。インタビューが失敗に終わらないよう、それぞれ事前に考えた質問案をスマートフォンなどにメモしてきた3人は、キナコさんに対するファンとしての心としっかりインタビューを完遂させなければという記者としての精神が入り乱れる中、人生初のインタビューに臨みました。

緊張で鼓動が暴れてる

大塚望由 虹のコンキスタドールの大塚望由です。本日はよろしくお願いします!

岡田彩夢 虹のコンキスタドールの岡田彩夢です。「戦国BASARA」や「pop'n music」の2次創作を7、8年前からずっと見てました!

キナコ えー! すごい前から。

岡田 めちゃくちゃ大好きです。今日、変なことを口走ってしまわないか不安で、鼓動が暴れてるんですけどよろしくお願いします!

鶴見萌 虹のコンキスタドールの鶴見萌です。私はキナコさんがキャラクター原案を手がけられたアニメ「ガッチャマン クラウズ」で初めてキナコさんのことを知って。時期で言うと2013年ですね。それからいろんなところでお見かけして、最近はアニメの「美少年探偵団」とかも観させていただいています。

岡田 取材を受けてくださるとは思ってなくてびっくりしました(笑)。

キナコ 私もお話をいただいてびっくりしました(笑)。

鶴見 私たちは14人いるグループなんですけど、大半がオタクなんですよ。“インドア系正統派アイドル“というコンセプトで活動しています。

岡田 ここ2人(岡田と大塚)がよくお絵描きをするんです。

キナコ そうなんですね。今日はよろしくお願いします!

鶴見 では、さっそく私から質問していきたいと思います! 「ガッチャマン クラウズ」や「刀剣乱舞」のキャラクターデザイン、Vtuberのデザインを手がけたり、あと画集を出したり、個展を開いたりと、イラストレーターとして順風満帆な道を歩んでいる印象がありますが、ご自身の歩みをどのように捉えていらっしゃいますか?

キナコ なんか……ホントに流されるままに今までずっと来ている感じですね。

鶴見 えー! それは理想ですね。

キナコ だから自分でもびっくりしています。

鶴見 「ガッチャマン クラウズ」のときは異例の大抜擢だったんですよね。「ガッチャマン クラウズ」を観たとき、キナコさんの仕事っぷりがすごすぎて……それがキナコさんにとって最初のお仕事だと知らず、初めから有名な方として認識していました。当時、抜擢されて大変なこともありました?

キナコ 当時は事務員として働いていたんです。そんな中、「クラウズ」の仕事をすることになって。事務員の仕事が夕方に終わってから絵の仕事をしていて、けっこう大変でしたね。

鶴見 アニメのキャラクター原案ってやることめちゃくちゃ多そうですよね。いきなりその仕事が来たらびっくりしちゃうだろうなって。

キナコ 確かに、やることはすごく多かったですね。それまではただ絵を描いていただけなので、仕事のお話が来たときはびっくりしました。

岡田 pixivを拝見していると、お絵かきチャットとか、前はソフトじゃないもので描いていらっしゃいましたよね。

キナコ もともとはパソコンに入っているペイントで始めました。

岡田 えー!

キナコ そこからお絵かき掲示板で描くようになって、仕事として描き始めてからはちゃんとイラストのソフトを買って使っています。

鶴見 イラストは小さい頃から描いていたんですか?

キナコ 小学生からですね。親が私宛の小さいメモに絵を描いてくれていて、それが好きで自分でも描き始めました。

鶴見 めちゃくちゃいい話ですね!

大塚 小さい頃はどんな絵を描いてました?

キナコ マンガの模写をやっていました。

岡田 キナコさんの絵って曲線やポージング、構図がすごいし、鮮やかで目が覚めるような色合いをされていますが、キナコさん自身がフェティシズム的に影響を受けた作品はありますか?

キナコ マンガの「封神演義」かな、と自分では思っています。「封神演義」はキャラクターのポージングがすごくて、「こんな描き方もあるんだな」と思って読んでました。

鶴見 ほかにインスピレーションを受けているものはありますか? 自分の中の引き出しにストックするために観ているものとか。

キナコ そうですね……ゲームをよくやるんですけど、そのキャラクターの動きを見ていて、一瞬のポーズに対して「このときにこういうポーズをさせたらカッコいいな」と思うことはありますね。

事務員時代の心霊体験

岡田 キナコさんはホラー作品もお好きなんですよね。ご自身で心霊体験をされたことはありますか?

鶴見 どういう質問(笑)。

キナコ 幽霊を見たことはないんですけど、あれはなんだったんだろうと思うようなことはありました。……微妙に長い話なんですけど大丈夫ですか?(笑)

岡田 ぜひ聞きたいです!

キナコ 事務員時代、職場のトイレに行ったとき、個室が3つか4つあったんですけど、一番手前だけ空いていたので、そこに入ったんですね。そしたらトイレの一番奥のドアをノックする音が聞こえて。「明らかに閉まっていたのになんでノックするんだろう……?」と不思議に思っていたら、その手前のドアもノックし始めたんですね。

鶴見 えー!

キナコ そのときなぜか私は怖くなくて、ただ「不思議だなー」と思っていたんですけど、個室から出ようとしたら自分の入っていたところのドアもコンコンってノックされたんですよ。「あ、入ってますよー」と答えつつ、すぐに出たんですけどそこには誰もいなくて。人が移動する音も何も聞こえなかったし、「あれはなんだったんだろうなー」とずっと思っています。

岡田 うわー、怖い! 興奮しました(笑)。キナコさんはものすごくたくさんの量の作品を摂取しているイメージがあって、「回転むてん丸」とか、幅広いキャラクターの2次創作の絵を描かれてますよね。あと、「アドベンチャー・タイム」も。

キナコ 「アドベンチャー・タイム」好きですね。お好きなんですか?

岡田 めっちゃ好きです! キナコさんの描くプリズモのイラスト、最高です。私、キナコさんきっかけでハマるものが多くて。「刀剣乱舞」もキナコさんがデザインした岩融目当てで始めたり、「Paradox Live」もキナコさんデザインのcozmezが好きになったり。

キナコ わー、うれしい。

大塚 影響を受けている作品のどんなところを見て、デザインの参考にしているんですか?

キナコ 「これを参考にしよう」と思って見ているものはないんですけど、映画やゲーム、テレビとかで見たいろんなものが頭の中にあって、それがちょっとずつ絵に出てくるんだと思います。

大塚 デザインするときに参考として見るわけではなく、日々取り入れたものが絵に降りてくる感じですかね。

キナコ そうだと思います。

大塚 今の絵柄に到達されるまで、どのような練習をされてきて、どんな影響を受けてきたのか気になります。

キナコ 絵の勉強だと思ってやってきたことは特にないんです。好きなキャラクターをいい感じに描きたいなと思っていっぱい描いていて、それをずっと続けてきて今こうなってます。

岡田 えー、すごい! どこか専門学校に行かれていたというわけではないんですか?

キナコ 行ってないですね。

鶴見 最初は絵の道で生きていこうとは全然考えてなかったんですか?

キナコ はい。まさかという感じです。

鶴見 ここまでのお話を聞いていると、イラストレーターを目指している方にとってキナコさんはシンデレラストーリーのようなイメージがあるんですけど、「私もイラストレーターになりたいな」と思っている方へのアドバイスはありますか?

キナコ うーん、描きまくることですかね。ただただ描いて、その絵をどこかに上げるっていう。

鶴見 量がものを言うってことですね。それで誰かの目に止まって。

岡田 pixivに上げられている作品のログもすごい量ですよね。

むちむちボディが最高です

岡田 いきなりたくさん質問させていただいてますが、まだちょっと体が震えてます(笑)。

キナコ 実は私も緊張してるんですよ(笑)。

岡田 ホントですか(笑)。イラストを描くときの過程って、構想、線画、色塗りとかいろいろあると思いますが、キナコさん的にどこが一番好きですか?

キナコ 色塗りの最後に影を付けていく作業が一番好きですね。

岡田 キナコさんのイラストは、情報量が多いような線画じゃないのに、塗りで書き込みの量が増えている感じがあってめっちゃ好きです。すみません、質問じゃなくてただ好きって言うだけになってますね(笑)。

大塚 イラストを見ていて、体の肉付きの描写がなんというか、むちむちで(笑)、いつもすごいなと思ってます。

岡田 オリジナルキャラクターの白バニーくんとか、むちむちボディが最高です(笑)。

キナコ ありがとうございます(笑)。

岡田 人体のパーツで、「ここ描いていて一番楽しい!」というところはありますか?

キナコ 髪の毛かな? あとは腰周りとか。

鶴見 くびれですね。最高だ!

岡田 メリハリがある肉体を描かれているイメージがあるんですけど、ときに筋肉質な子も描かれていて。華奢な子も肉付きがちゃんとあって、ズボンを履いていてもぴったりしていてめちゃめちゃシルエットがきれいですよね。いつかアパレルブランドとがっつりコラボして、そういうデザインのお洋服出してほしいです。

鶴見 いいねー。

岡田 いろんなキャラクターを描かれている中で、推しになりがちなタイプはいますか?

キナコ あー、髪が短いキャラクターですね。キャラクターがいっぱいいたらまず短髪を探してしまいます。

岡田 岸辺露伴(「ジョジョの奇妙な冒険」)とか、後藤又兵衛(「戦国BASARA」)とか、プライドが強い感じのキャラクターがお好きですよね。

キナコ ちょっと変な感じのキャラが好きかもです。

岡田 私も露伴と又兵衛は各作品の推しです。「戦国BASARA」は又兵衛と島左近が好きで……あれ、ただのオタク話になってきちゃった(笑)。

鶴見 何の記事だこれっていう(笑)。

岡田 (笑)。あと、描いていて心が躍る表情ってありますか?

キナコ 照れてる顔は好きかなー。照れたり、焦ったりしてる表情。

岡田 私はキナコさんが描くツリ目の表情がめちゃめちゃ好きです!

鶴見 また質問になってないから(笑)。

岡田 (笑)。ツリ目キャラが困り眉で赤面してるのとか最高です。さらに体が大きければ大きいほどよくて。

鶴見 そうなんだよねー。

キナコ ありがとうございます(笑)。

鶴見 私は赤バニーちゃんが好きです。昨日、赤バニーちゃんの絵を見ていたら涙が出てきちゃって大変でした(笑)。普段、彼は黒バニーくんや白バニーくんと一緒にいないじゃないですか。彼は1人で何をしているのかなって不思議なんです。

キナコ そこまでは考えてないですが、1人で何かしてると思いますよ(笑)。

岡田 赤バニーちゃんはお料理が上手ですよね。目隠れ、ギザ歯、ツリ目すべてが詰め込まれてるキャラですごい。

キナコ 詰め込みすぎですよね(笑)。

好きな食べ物ってなんですか?

岡田 作画するときに音楽を聴かれてるそうですが、特に好きなアーティストの方はいらっしゃいますか?

キナコ fox capture planさんが好きです。オススメなのでぜひ聴いてください。歌はなく、曲だけのインスト音楽の方です。

大塚 イラストを描くとき、聴いてる音楽に歌がないほうが集中しやすかったりするんでしょうか?

キナコ そうですね、歌詞があったら一緒に歌ってしまいそうで(笑)。

岡田 虹コンは最近の楽曲に「終末でーと部!」という曲があって、世界観がキナコさんの絵っぽいんですよ。かわいいんですけど、ダークな雰囲気が漂ってる曲で。ぜひ聴いてみてください。一方的に好きな方に、少しでも私たちのことを知ってもらえたらうれしいです!

キナコ 聴いてみますね!

岡田 ありがとうございます。イラストを家でずっと描かれていたら、休んで切り替える時間が必要だと思うんですけど、そういうときにすること、行く場所はありますか?

キナコ 最近はそんなにできてないんですけど、よく買い物やカラオケに行ったりしてます。

岡田 カラオケでは何を歌われるんですか?

鶴見 すごいプライベートな質問(笑)。

キナコ 宇多田ヒカルさんとかですね。うまくはないんですけど、歌うのは好きなんです。

大塚 声の相性よさそう! ずっとイラストを描かれていたら、体バキバキになりませんか?

キナコ なりますなります。運動しなきゃなと思って、Nintendo Switchの「Fit Boxing」とかやってるんですけど、最近はけっこうサボちゃってます(笑)。

岡田 えーと、次の質問は……好きな食べ物ってなんですか?(笑)

キナコ えーと、ささみカツかな(笑)。

大塚 私も食べたら絵がうまくなるかな。

岡田 落書きとかラフで構図を決めるとき、描きながら考えますか? それとも最初から頭の中になんとなく浮かんでますか?

キナコ どっちのパターンもあるんですけど、頭の中に浮かんでいるのを描いていたら、その途中で構図が変わっていくこともあります。

岡田 へー! 急にイラストの話になったり、食べ物の話になったりしてすみません(笑)。質問がつたなくて申し訳ないです。

鶴見 情緒が不安定だ(笑)。

岡田 (笑)。絵柄や作風について、「最近ここ変わってきたな」とご自身で思われることはありますか?

キナコ 顔にハイライトを入れるようになりましたね。目の周りとか。

大塚 イラストを描くときの配色はどのように決められてますか? パッと降りてくるのか、何か理論に基づいて決めているのか。

キナコ パッと降りてくるほうですね。それで描いてみて、「違うな」と思って変えたり。

岡田 昔の作品は今よりカラフルじゃなくて、ダークでキュートという感じでしたよね。どんどんポップになっているイメージがあるんですけど、ご自身の中で流行や好みの変化があったんでしょうか?

キナコ いつの間にかこうなっていたんですけど、肌色の影の色がだんだんと鮮やかになっていって、それに合わせて周りも鮮やかになっている気がします。

岡田 影のピンクベージュの色が、肌の赤みが生きている感じがしてドキドキします!(笑) グッズによっても絵柄を変えられてますよね。ダンボールのキャットハウス(ダンボール会社「アースダンボール」とのコラボレーションで制作されたオリジナルのキャットハウス)とか。あと、スマホケースを買って使わせていただいてたんですけど、グッズによって雰囲気やデザインを意識して変えられてたりしますか?

キナコ グッズまでチェックしていただいているんですね。うれしいです。グッズに関しては自分が使うならデフォルメされたもののほうがいいなと思うんですけど、以前、「グッズを作るときの絵柄はデフォルメしたのといつものやつ、どっちがいいですか?」とアンケートで聞いてみたら、いつものほうがいいという答えが多かったんです。なので両方作ってます。

岡田 アクリルスタンドは情報量が少ないデフォルメされたデザインでかわいいですよね。デフォルメのセンスは「pop'n music」とかの影響もあるんでしょうか?

キナコ あー、あるかもしれないですね。

岡田 私は「ぷよぷよ」がめっちゃ好きで、そこからデフォルメの影響を受けてるんですよ。「pop'n music」もキナコさんが獄卒くんとか描かれてるのを見ていて、好きです! 話の最後、絶対「好きです!」で終わっちゃう(笑)。とりあえず、とっ散らかりながらも、用意してきた質問は聞き散らかしました……!

鶴見 最後に、キナコさんのイラストレーターとしてのこの先の展望や、やってみたいこと、夢があればぜひ聞かせてください。

キナコ やってみたい仕事は、格闘ゲームのキャラクターデザインかな。すごく憧れますね。自分でデザインしたキャラクターを使って戦えたら絶対楽しいだろうなって。

岡田 キナコさんの描く筋肉の感じとか、めちゃくちゃ合いそうですね!

鶴見 実際にゲームが発売されるときが来たら絶対やります!

岡田 今日はホントにありがとうございました。終わったあとに、「あー、あれを聞けばよかった!」ってなると思いますが(笑)、これからも応援しています!

キナコ ありがとうございます。いっぱい描きます!

編集後記

鶴見萌

私自身、インタビューしていただくときに好意を伝えてくださったりたくさん調べて来てくださったことがわかったりするととてもうれしく感じるので、もともと大好きなキナコさんへの好意やリスペクトを伝えつつ、インタビュー全体の流れやテーマ性も意識した質問を心がけました。例えば、今まで持っていた印象に加え今回下調べを進める中で浮かんだキナコさんに対する私なりのコピーが“気づいたらそこにいた”でした。「ガッチャマン クラウズ」での鮮烈なデビュー以降数々の有名作品に参加されていますが、顔出しをされてないということもあってかキナコさん自身が表に出ることはあまりなく、Twitterやうりちゃん(キナコさんが飼ってらっしゃる猫)のInstagramはあるもののあまりパーソナルな部分が見えないというか、調べれば調べるほど、魅力は増すのにつかめない。非常にミステリアスな印象を受けました。そこで、キナコさんの人となりがわかるような質問やイラストレーターを目指す人へのアドバイスなど、世間の人も気になっているであろうことに焦点を絞ってみました。あとは定番。今までの振り返りや今後の展望も入れて、質問の順番を考えてみたり。いつもと逆の立場で思考を巡らせるのはとても楽しかったですし、両方の気持ちがわかったので今後インタビューしていただくときの心構えや答え方も変わってきそうです。改めて、素敵な機会をくださったナタリーさん、キナコさん、本当にありがとうございました!

岡田彩夢

ありがたいことにインタビューの受け手になることはたくさんあるのですが、インタビューをする側になったのは小学生のとき親にインタビューする宿題以来でした。
キナコさんのことが本当に大好きで尊敬しているのですが、読み返しても失礼なことをお聞きしているのではないかと不安です。
過去のインタビューを画集や記事で拝見していたので、なるべくそちらで聞かれていないような新鮮な質問ができるように心がけていたのですが、難しかった……。イラスト関連の質問だけでなく、心霊体験やカラオケで歌う曲など、キナコさん個人としての質問にもお答えいただけて感謝しかないです。キナコさんご本人の人柄がとても穏やかで温かい方で、助けられた部分も多々ありつつ、ますます大好きになってしまいました!! fox capture planさんも教えていただいてから聴いています。気持ちのいいお洒落な音楽で思わず体がリズムに乗ってしまいます(踊りながら)。
今回インタビューすることの難しさを知り、普段インタビューしてくださっているナタリーさんへの尊敬と感謝の念がさらに湧き上がりました。こんな貴重で私得な機会を与えてくださり、本当にありがとうございました! 後生忘れません。

大塚望由

今回このような体験をさせていただいて、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。
イラストレーターは自分にとって夢のようなお仕事でしたが、キナコ先生とお話させていただいて少し身近に感じることができました。
私も趣味程度ではありますが絵を描くので、キナコさんが仰っていたように、とにかく楽しんで描くことを忘れずにいようと思いました。
いつかまた何かの形でキナコさんとお仕事をご一緒できるよう、イラストもアイドルもインタビュアー活動もより精を出していきたいです。