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五感を揺さぶる朗読劇「バイオーム」に中村勘九郎ら、作劇は上田久美子

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スペクタクルリーディング「バイオーム」出演者

スペクタクルリーディング「バイオーム」が、6月8日から12日まで東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)で上演される。

「バイオーム」は、梅田芸術劇場が送る“進化型エンターテイメント演劇”の一環として上演されるもの。五感を揺さぶる朗読劇“スペクタクルリーディング”の形式で上演されたのち、VRやARなどのテクノロジーを駆使した“体験型サイトスペシフィック演劇”へと進化する。

「バイオーム」の作劇を手がけるのは、3月末まで宝塚歌劇団に所属していた上田久美子。また、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」で知られる一色隆司が演出を担当する。なお、上田が宝塚歌劇以外の脚本を手がけるのは今回が初となる。出演者には、ルイ / ケイ役の中村勘九郎、怜子 / クロマツの芽役の花總まり、野口 / 一重の薔薇役の古川雄大、克人 / クロマツの盆栽役の野添義弘、ともえ / 竜胆役の安藤聖、学 / セコイア役の成河、ふき / クロマツ役の麻実れいが名を連ねた。

チケットの一般販売は5月21日10:00にスタート。

一色隆司コメント

人間が人間たる理由……そんなことを考えてしまう作品と巡り会えました。スペクタクルリーディングというなんだかすごい響きと「バイオーム」というタイトル……すべてが心の中で一つになった時、私たちはいつもとはちょっと違った目線で自分たちを顧みることができるようになるかもしれません。朗読劇という枠を越えて、上田久美子さんが創造してくださった壮大なスケール感と、物語の深みと、そして、様々な人間の思いが、舞台という空間をも越えて皆さんに心に響きますように…そんな素敵な体験ができる作品を、素晴らしいキャスティングと一緒に目指しています。21世紀の今、本当の自由とは何か……そんなことに思いを馳せながら……

スペクタクルリーディング「バイオーム」

2022年6月8日(水)~12日(日)
東京都 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

作:上田久美子
演出:一色隆司
出演:中村勘九郎 / 花總まり、古川雄大 / 野添義弘、安藤聖 / 成河 / 麻実れい