Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > TCクラクションがグレープカンパニー初代「葡萄王」に!ランジャタイは失格

TCクラクションがグレープカンパニー初代「葡萄王」に!ランジャタイは失格

ステージ

ニュース

ナタリー

第1回「ザ・葡萄王」に輝いたのはTCクラクション。

グレープカンパニーの若手No.1を決めるネタライブ「ザ・葡萄王~笑いを収穫せよ~」が昨日4月16日に東京・ユーロライブで開催され、TCクラクションが優勝した。

今回が初開催となる「ザ・葡萄王」。予選勝ち上がり組を含めて全14組が出場し、ファーストラウンドではフランスピアノ、TCクラクション、レッドガオ、ダブルグッチーのAブロック、カカロニ、ランジャタイ、ティモンディ、わらふぢなるお、東京ホテイソンのBブロック、あぁ~しらき、ツンツクツン万博、ゾフィー、忠犬立ハチ高、お見送り芸人しんいちのCブロックの3つに分かれてネタを披露した。

サンドウィッチマン伊達もスペシャルMCとしてサプライズ登場。「ちゃんとした大会にしていきたい」というMCのトミドコロに対して「(優勝は)誰でもいいよ!」と投げやりな態度を見せつつ、“サンドウィッチマン伊達賞”に賞金5万円を贈ると述べて出場者たちの意欲をかきたてる。先月スタートした「サンド伊達のコロッケあがってます」(BS-TBS)の一風変わった放送スケジュールについてなど、悠長なトークを展開しているとさっそくスタッフから巻きのサインが。「しらき、やんなきゃいいんじゃない?」と愛弟子であるあぁ~しらきで時間調整を図ろうとして笑いを誘った。

観客が各ブロックごとに面白かった1組を選んで決勝進出者を決定。AブロックからTCクラクション、Bブロックからランジャタイ、Cブロックからお見送り芸人しんいちが選ばれる。ネタ時間は5分、超過10秒ごとに減点されるというルールだったが、15分もの間ネタを繰り広げていたランジャタイが勝ち上がったことに会場の全員が驚き。優勝をまったく意識していないランジャタイの盛り上げ方に伊達もお手上げ状態だ。

決勝ラウンドは抽選の結果、TCクラクション、お見送り芸人しんいち、ランジャタイという順番に。しんいちは出番前に奪ったランジャタイ国崎のジャージをステージに持ち込み、「ムカついたので殺しました。あいつ(伊藤)1人じゃ絶対勝たれへんから!」とランジャタイ優勝を力ずくで阻んでみせる。当のランジャタイはネタにあぁ~しらきを登場させるなどまたしてもやりたい放題で、伊達は「失格です」と断言。TCクラクションは「真面目にがんばりました」(坂本NO.1)、「悪ふざけの回じゃない」(古家)と観客の良心に訴えかけたが、国崎は「一字一句、台本通りだった」と真面目な表情で大ホラを吹いた。

結果はモニターに映し出され、一瞬だけ「ランジャタイ失格」と出たあと「TCクラクション優勝」の文字が。トロフィーと優勝賞金10万円を受け取ると、古家は「これでランジャタイが優勝だったら事務所やめようかと思った。信用できない」とまっとうな判断に安堵する。サンド伊達賞はレッドガオに贈られ、大会は終幕。第2回にも意欲を見せるランジャタイに、TCクラクションは「もう出るなよ!」とどやしつけていた。