実在の刑務所で撮影、演技に挑戦する囚人たち描いたフランス映画公開
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「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」ポスタービジュアル (c)2020 – AGAT Films & Cie – Les Productions du Ch’timi / ReallyLikeFilms
フランス映画「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」が7月29日に公開される。
1985年にスウェーデンの俳優ヤン・ジョンソンが体験した実話をベースにした本作。撮影は実在の刑務所で行われた。主人公は、囚人たちにワークショップの講師として演技を教えることになったエチエンヌ。演目をサミュエル・ベケットの「ゴドーを待ちながら」に決め、訳あり・癖ありの囚人たちと向き合うエチエンヌの情熱は、やがて刑務所の管理者たちの心を動かすことに。刑務所の外での公演にこぎつけ、高評価を受けた彼らは、大劇場であるパリ・オデオン座から最終公演のオファーを受け取る。
「アルゴンヌ戦の落としもの」のエマニュエル・クールコルが監督・脚本を担当。「パリ特捜刑事」のティエリー・ド・カルボニエが共同脚本で参加した。出演にはカド・メラッド、マリナ・ハンズ、ロラン・ストッケルらが名を連ねる。
「アプローズ、アプローズ!囚人たちの大舞台」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国で公開。