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松岡美術館所蔵作品を「出会い」をテーマに展観『松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.1』4月26日より開催

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真野満《後白河院と遊女乙前》昭和55(1980)年 再興第65回院展 内閣総理大臣賞

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「出会い」をテーマに、中国陶磁、中国絵画、日本画、西洋画、能面などのコレクションを再構成し、3会期連続で展開される企画展の第一期『松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.1』が4月26日(火)より開催される。

松岡美術館の創設者・松岡清次郎は自らオークションや公募展に出向き、約2400点の作品を蒐集。清次郎が愛した美術も、さまざまな人やモノ同士のめぐりあいの上成り立っている。

同展はふたつの企画から構成される。ひとつめの企画『二色(ふたいろ)の美』では、再開記念展でも出品していた《青花龍唐草文天球瓶》を引き続き展示するほか、磁州窯、景徳鎮窯の二色のコントラストが映えるうつわを公開。限られた色での多様な表現とその変遷、古代中国で生まれ私たちの生活に根付く色彩観や五行思想にも着目する。

ふたつめの企画『故(ふる)きを温(たず)ねて』では、歴史人物を軸にした書物や日本画を紹介。後白河院の意外な一面を捉えた日本画家・真野満の傑作《後白河院と遊女乙前》や、山を愛した画家としても知られる山元春挙による《萬代不易図》などを公開。

また、特別展示として、同館蔵の中国古代青銅器を3会期にわたって展示。第一期では形とその用途に注目した食器や酒器に加え、水器、楽器を入門的視点で紹介する。

「優れた美術品は一般に公開し、ひとりでも多くの美術を愛する人に楽しんでいただきたい」という、創設者の想いに触れることができそうだ。

青花龍唐草文天球瓶 明時代 永楽期 景徳鎮窯
山元春挙《萬代不易図》 大正5~大正6(1916~1917)年頃 前期展示:4/26(火)~6/5(日)
火焔青管耳方瓶 清時代 「大清乾隆年製」銘 景徳鎮窯
酒井抱一《相生松・尉姥》 江戸時代 後期展示:6/7(火)~7/24(日)

【開催概要】

『松岡コレクション めぐりあうものたち Vol.1』
会期:2022年4月26日(火)〜2022年7月24日(日) ※会期中展示替えあり
会場:松岡美術館
時間:10:00〜17:00、第1金曜は19:00(入館は閉館30分前まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合翌平日休)
料金:一般1,200円、25歳以下500 円
美術館公式サイト:https://www.matsuoka-museum.jp/

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