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自然と人の対話から生まれた近代の芸術の展開をたどる『国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ』6月4日より開催

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フィンセント・ファン・ゴッホ《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》1889年 フォルクヴァング美術館 (c) Museum Folkwang, Essen

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優れた近代美術の個人コレクターとして知られる、松方幸次郎(1866-1950)とカール・エルンスト・オストハウス(1874-1921)。それぞれのコレクションを礎に設立された、国立西洋美術館と、ドイツ・エッセンにあるフォルクヴァング美術館による初のコラボレーション企画『国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで』が6月4日(土)より国立西洋美術館にて開催される。

産業や社会、科学など多くの分野で急速な近代化が進んだ19世紀から20世紀にかけて、芸術家たちは新たな知識とまなざしで自然と向き合い、多彩な作品を生みだしていった。同展では、ゴッホをはじめ、マネ、モネ、セザンヌ、ゴーガン、シニャック、ノルデ、ホドラー、エルンストなど100点を超える絵画や素描、版画、写真で、近代絵画史を代表する巨匠たちの自然に対する芸術表現を紹介。

ファン・ゴッホが晩年に取り組んだ風景画の代表作《刈り入れ(刈り入れをする人のいるサン=ポール病院裏の麦畑)》のほか、ドイツ・ロマン派の巨匠フリードリヒ、現代アートからはリヒターなど、日本ではなかなか見られない作品も多数来日。また国立西洋美術館の新規収蔵品からは、世界的に注目を浴びている北欧作家ガッレン=カッレラによる作品が初公開される。

コルビジュエが意図した創建当時の姿に近づけ、リニューアルオープンした国立西洋美術館にて開催される最初の大型企画展。デザイン上も大きな意味を持つ前庭の目地、西門や野外彫刻の位置、囲障など、生まれ変わった美術館にも注目したい。

ポール・ゴーガン《扇を持つ娘》 1902年 フォルクヴァング美術館 (c) Museum Folkwang, Essen
アクセリ・ガッレン=カッレラ《ケイテレ湖》 1906年 国立西洋美術館
クロード・モネ《睡蓮》1916年 国立西洋美術館 松方コレクション
エンネ・ビアマン《睡蓮》1927年頃 フォルクヴァング美術館 (c) Museum Folkwang, Essen
カール・エルンスト・オストハウス Albert Renger-Patzsch, Karl Ernst Osthaus, before 1921 (c) Museum Folkwang, Essen
株式会社川崎造船所(現川崎重工業株式会社) 初代社長 松方幸次郎 写真提供:川崎重工業株式会社

【開催概要】
『国立西洋美術館リニューアルオープン記念 自然と人のダイアローグ-フリードリヒ、モネ、ゴッホからリヒターまで』
会期:2022年6月4日(土)~9月11日(日)
会場:国立西洋美術館
時間:9:30~17:30、金土は20:00まで(入館は閉館の30分前まで) 
休館日:月曜(7月18日、8月15日開館)、7月19日(火)
料金:一般2,000円、大学1,200円、高校800円 ※日時指定制
展覧会公式サイト https://nature2022.jp

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