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行け!人形たち! 耽美で切ない青春群像劇『アマネ†ギムナジウム オンステージ』開幕

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『アマネ†ギムナジウム オンステージ』ゲネプロより

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『帝一の國』『ライチ☆光クラブ』などで知られる古屋兎丸の人気漫画を初めて舞台化する『アマネ†ギムナジウム オンステージ』が4月22日、東京・池袋のMixalive TOKYO (ミクサライブ東京) Theater Mixaで開幕した。

主人公の人形作家・天音(あまね)が生み出した7体の球体関節人形が少年となって、ドイツの中等教育機関であるギムナジウムを舞台に、脆く耽美で切ない青春群像劇を織りなす。演出を手掛ける小林顕作(學蘭歌劇『帝一の國』シリーズ)は「とにかく物語が激しく、切なく、そして優しく、愛に満ち溢れた傑作です。どうか皆様に、人が生きていく上で一番大切なものが何かを再認識していただけるよう。この今だからこそ再認識していただけますよう。そして今日一日を笑顔で過ごしていただけますように。行け!人形たち!」と思いあふれるコメントを寄せた。

また、原作の古屋氏は「學蘭歌劇『帝一の國』3部作で僕らを感動させてくれた顕作さんのことですから、きっと哀しいやら楽しいやら、感情がグチャグチャになる舞台にしてくれることと思います」と演出の小林に全幅の信頼。「勿論、原作未読の方も楽しめる舞台になっていると思います」とアピールする。

古屋氏による『アマネ†ギムナジウム』を原作に、舞台版は『アマネ†ギムナジウム オンステージ』として上演。球体関節人形の少年たちが愛憎を繰り広げると同時に、“オンステージ”の名にふさわしい劇中歌の華麗なパフォーマンスも大きな見どころだ。物語が幕を閉じたのちは、キャストが勢ぞろいしたレヴューショーも行われ、笑いと涙を交えながら物語の世界観にさらなる味わいを与えている。

球体関節人形の少年たちに文字通り“命を吹き込む”のは、大城ベイリ(フィリクス・シュルツ役)、とまん(ヨハン役)。そして「プレッツェル」と「バウムクーヘン」の2チームに分かれ、躍進著しい若手キャスト陣が繊細な少年たちを瑞々しく演じる。

大城は開幕を前に「14歳の若い少年たちの葛藤や純粋さを、演出の小林顕作さんを中心に、座組み一丸となって追求し出来上がったこの舞台をぜひご観劇ください。皆さんのご来校をお待ちしております」と強い手応え。とまんも「最高の原作のもと、最高の脚本に演出。フレッシュなキャスト陣で葛藤しながら2チームがひとつになって作り上げました。同じ物語でも両チーム違って、両チーム良いです」と自信をのぞかせ、「あとはご来場くださる皆様と共に最高の演劇を完成させるだけです」と意気込みを示した。

なお、「プレッツェル」「バウムクーヘン」両チームの初日公演(4月22日、4月23日)、千秋楽公演(5月15日)はライブ配信も。ライブ配信+1週間のアーカイブ視聴が可能になっている。全公演、前述のレビューショーのほか、ゲーム企画やお⾒送りなど⽇替わりアフターイベントも開催される。

取材・文・撮影:内田涼

『アマネ†ギムナジウム オンステージ』

原案・原作/古屋兎丸
劇作・脚本/渡辺雄介
演出/小林顕作
出演/大城ベイリ、とまん
秦健豪、松田昇大、深澤悠斗、本間一稀、矢代卓也(チーム:プレッツェル)
弦間哲心、中嶋健、広井雄士、星豪毅、土屋翔(チーム:バウムクーヘン)
小黒直樹、玉元風海人、高橋陸人
石川由依(声の出演)

■日程
2022年4月22日(金)~5月15日(日)

■会場
東京・Mixalive TOKYO Theater Mixa

■チケット情報
https://w.pia.jp/t/amane-gymnasium-onstage/

■公演公式サイト
https://www.nelke.co.jp/stage/amane-gymnasium-onstage/

©古屋兎丸・講談社/アマネ†ギムナジウム オンステージ製作委員会

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