中村錦之助×内田吐夢「宮本武蔵」5部作を上映、鈴木敏夫のコメント到着
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「『宮本武蔵』中村錦之助=萬屋錦之介 生誕90周年記念特集上映」ビジュアル
初代中村錦之助(萬屋錦之介)の生誕90周年を記念し、内田吐夢監督による「宮本武蔵」全5部作のデジタルリマスター版が、東京・丸の内TOEIで4月29日から5月19日まで上映される。
吉川英治の小説を原作とし、内田が1作に1年の時間を費やして完成させた「宮本武蔵」シリーズ。錦之助が武蔵を演じたほか、武蔵の師・沢庵和尚には三國連太郎、ライバル・佐々木小次郎には高倉健がキャスティングされている。
丸の内TOEIでは4月29日から5月5日に「宮本武蔵」「宮本武蔵 般若坂の決斗」、5月6日から12日に「宮本武蔵 二刀流開眼」「宮本武蔵 一乗寺の決斗」、5月13日から19日に「宮本武蔵 巌流島の決斗」を上映。詳細なスケジュールは劇場の公式サイトで確認を。
また上映に関し、本シリーズをリアルタイムで鑑賞したというスタジオジブリの鈴木敏夫から「内田吐夢版『武蔵』が他作品と比較して際立つのは、武蔵が貫く激しい自己主張。自由に呼吸し、奔放に生きるその様に心惹かれて、ついつい何度も見てしまう」とコメントが到着している。
(c)東映