日本劇場初公開、1967年のチェコ映画「マルケータ・ラザロヴァー」予告編が到着
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「マルケータ・ラザロヴァ―」
1967年製作のチェコ映画「マルケータ・ラザロヴァー」の予告編がYouTubeで公開された。
フランチシェク・ヴラーチルが同名小説を映画化した本作が日本で劇場公開されるのはこれが初。13世紀半ばのボヘミア王国を舞台に、宗教と部族間の抗争に翻弄される少女マルケータの姿が描かれる。制作期間は約10年で、極寒の山奥で548日間にもわたって撮影が行われた。
予告編では、ヤン・シュヴァンクマイエル作品などで知られる作曲家ズデニェク・リシュカによる音楽が不穏に鳴り響く。また「アマデウス」のテオドール・ピステックが手がけた衣装や武器は当時と同じ素材・方法で作成されており、中世に生きる人々の生活が臨場感たっぷりに映し出される。
「マルケータ・ラザロヴァー」は7月2日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開。
(c)1967 The Czech Film Fund and Národní filmový archiv, Prague