ヨン・ウジン主演、禁断の関係に溺れる兵士描いた「愛に奉仕せよ」R18+で公開
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「愛に奉仕せよ」ポスタービジュアル
ヨン・ウジン主演の韓国映画「愛に奉仕せよ」がR18+指定で6月24日より東京・シネマート新宿ほかで公開される。
原作は、その性描写により刊行直後に中国で発禁処分となった閻連科(えんれんか)の小説「人民に奉仕する」。主人公は模範兵士として師団長宅の炊事兵になった男ムグァンだ。1970年代の北朝鮮によく似た架空の社会主義国家が舞台となる。ムグァンの目標は妻と子供のために出世の道を進むこと。しかし師団長がいない間に、美しき若妻スリョンの危険な誘惑に溺れる。ムグァンは自身の目標や信念、そして抑えきれない欲望の狭間で葛藤していく。
ドラマ「39歳」「七日の王妃」で知られるヨン・ウジンがムグァン、「罠 Deep Trap」のジアンがスリョンを演じたほか、「哀しき獣」のチョ・ソンハ、「シークレット・ミッション」のキム・ジチョルも出演。「ビー・デビル」で大鐘賞や大韓民国映画大賞の新人監督賞を受賞したチャン・チョルスが監督を務めた。韓国で695万人を動員したヒット作「シークレット・ミッション」以来、9年ぶりの監督作となる。
ジアンは「メロドラマの持つ二面性に惹かれました。本作で描かれるのは美しく平穏な愛ではなく、破滅的で危険な愛。これまで演じたことのない役だと思うと、欲が出ました」とコメント。師団長役のチョ・ソンハは「権力と名誉のためならすべてを捨てることができる骨の髄まで軍人。燃え盛る炎の中にも飛び込むことができるような人物です」と自身の役柄を紹介している。
なお予告編がYouTubeで公開中。