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MoMA、ポンピドゥー・センターなどの収蔵作家を含む10名の「線」をなぞる『線のしぐさ』開催中

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「線のしぐさ」会場風景 撮影:柿島達郎

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1974年の設立以来、障害のある人々の創作活動を牽引し、多くのすぐれた作家を輩出してきたアメリカ、カリフォルニア州・オークランドのクリエイティブ・グロウス・アート・センター(Creative Growth Art Center、 以下CGAC)の作家を日本の作家とともに紹介する『線のしぐさ』が、東京都渋谷公園通りギャラリーにて6月26日(日)まで開催されている。

あるときはひとつの範囲を分け、 またあるときは離れたものどうしをつなぐ一本の線。 相反する機能をもつ線は、 空間の中でさまざまに変化し、かたちをつくったり、 ときにはかたちにならない何ものかを表したりもする。

同展では、10人の作家がつむぎ出す「線のしぐさ」に焦点をあてる。「アール・ブリュット」の作品における線は、意図や計画とはかけ離れた、即興や偶然の結果とみなされることも多いかもしれない。だがその線は、作家の抑えがたい衝動や愛着、それに応じた身体の心地よい動きと離れがたく、強く結びついている。 そのため、 作家のからだと心のしぐさは線にのりうつり、「線のしぐさ」が生まれるのだ。

参加作家は、日本初展示となるスーザン・ジャノウ、2003年以来の日本での展示となり、世界的に注目を集めるジュディス・スコットなどアメリカから5名と日本の作家5名。パリのポンピドゥー・センターや、 ニューヨーク近代美術館、ブルックリン美術館などに作品が収蔵される作家も含まれている。

ペンや色鉛筆、水彩によるドローイングや木彫、針金を用いた立体作品、糸や毛糸、布を用いたファイバー・アートなど、10人の作家がそれぞれの方法で生み出すさまざまな「線」を楽しみたい。

出展作家:齋藤裕一/坂上チユキ/西村一成/東恩納侑/松浦繁/スーザン・ジャノウ/ドワイト・マッキントッシュ/ダン・ミラー/トニー・ペデモンテ/ジュディス・スコット

「線のしぐさ」会場風景 撮影:柿島達郎
「線のしぐさ」会場風景 撮影:柿島達郎
「線のしぐさ」会場風景 撮影:柿島達郎
「線のしぐさ」会場風景 撮影:柿島達郎

【開催概要】
『線のしぐさ』
会期:2022年4月23日(土)~6月26日(日)
会場:東京都渋谷公園通りギャラリー 展示室1、2
時間:11:00~19:00
休館日:月曜
展覧会ウェブサイト: https://inclusion-art.jp/archive/exhibition/2022/20220423-133.html

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