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市川猿之助、中村壱太郎との共演「二人を観る会」は、「シンプルだけど熱っぽい」

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市川猿之助×中村壱太郎「二人を観る会」公演が5月に日本教育会館 一ツ橋ホールにて開催されることが決定した。今回の公演では、素踊り『種蒔三番叟』と歌舞伎舞踊『お祭り』を披露。貴重な公演を前に、猿之助が取材に応じ、公演の見どころや意気込みを語った。

「今日は『二人を見る会』の会見だというのに、なぜか僕だけ」と苦笑いを見せた猿之助は、同じ大学の先輩・後輩の間柄でもある壱太郎について、「歌舞伎役者としても僕に近いタイプだし、研究熱心。昔の役者の定義からすると、つまらない人間かもしれないが、一般常識があり(笑)、社会の中でちゃんと暮らしていける役者」と分析し、「持ち味は違うが、まっとうな二人がお届けする、まっとうな会ですね」と笑いを誘った。

何より「お芝居が好きであることが共通点」だといい、「二人とも冷静というよりは、テンションがあがって興奮しがち。いい意味で、昔の自分を見ているようだし、壱太郎くんは興奮しないように自制すると思うので、それを邪魔しようと(笑)。シンプルだけど熱っぽい舞台になるはずで、それが売り。そこだけが売りかな」とアピールした。

今回の「二人を観る会」は、コロナ禍でも表現の場を追求し続ける壱太郎の思いをくみ取った形で実現したそうで、「きっと僕と踊ってみたいという、彼からのリクエストがあったのかな。それがありがたい」と喜びの声。快諾した理由は「声をかけていただけるうちは、人の役に立ちたいという気持ち」だと明かし、「頼まれごとを引き受けると開運すると聞いて(笑)」と再び会場を笑いに包んでいた。

おおらかで洒脱な祝言の舞踊を、素踊りで披露することになっており「歌舞伎座で素踊りがかかることはないですし、そういうものをお見せするのもいいのかなと。特に僕は結構派手なイメージもあると思いますが、その逆を行ってみようと。シンプル・イズ・ベストじゃないけど」。幕間では座談会も予定されており、「壱太郎くんはコーヒー屋で働いていたこともあって、プロ並みですからね。挽き方や香りも詳しいから、そういう話を。コロナの話はもううんざりだからね」と話していた。

なお、壱太郎は公演に先がけ「猿之助のお兄さんと踊らせていただける!その喜びを胸に、初めて踊らせていただく2作品に今からワクワクしております。『種蒔三番叟』の千歳は素踊りとして気品高く、『お祭り』の芸者は歌舞伎舞踊らしくコッテリと演じられますよう稽古を積み重ねてまいります」とコメントを寄せている。

取材・文・撮影:内田涼

<公演情報>
猿之助×壱太郎『二人を観る会』

【演目】
一、素踊り『種蒔三番叟』 清元連中
二、座談会
三、歌舞伎舞踊『お祭り』 清元連中

【日時】
2022年5月23日(月) 開演18:00(開場17:30)
2022年5月24日(火) 開演12:00(開場11:30)/開演15:00(開場14:30)

【会場】日本教育会館 一ツ橋ホール(東京都千代田区一ツ橋2-6-2)

【料金】全席指定 8,000円 ※全席指定・税込 ※未就学児入場不可
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2210992

※本公演は新型コロナウイルス感染拡大予防のため、政府・自治体及び関係団体のガイドラインに従い、できる限りの対策を講じた上で開催いたします。

【公式ホームページ】http://www.zen-a.co.jp/futari2022/
【問合せ】Zen-A(ゼンエイ) TEL:03-3538-2300(平日11:00〜19:00)

主催:ニッポン放送 制作:三響会企画
制作協力:全栄企画株式会社 / 株式会社ちあふる 協力:松竹株式会社

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