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現代アートの巨匠・ゲルハルト・リヒター、待望の大規模個展6月7日より開催

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ゲルハルト・リヒター≪ビルケナウ(937-1)≫ 2014年 ゲルハルト・リヒター財団蔵(c)Gerhard Richter 2022 (07062022)

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ポンピドゥー・センター(パリ、1977年)、ニューヨーク近代美術館(2002年)、テート・モダン(ロンドン、2011年)といった世界の名だたる美術館で個展を開催。現代で最も重要な画家のひとりであるドイツ生まれの巨匠、ゲルハルト・リヒター。日本の美術館では実に16年振り、東京の美術館では初となる大規模個展が6月7日(火)より東京国立近代美術館で開催される。

これまで、油彩画、写真、デジタルプリント、ガラス、鏡など多岐にわたる素材を用い、具象表現と抽象表現を行き来しながら、人がものを見て認識するという原理に一貫して取り組み続けてきたリヒター。2012年のオークションで存命作家の最高落札額(当時/2132万ポンド=約27億円)を更新するなど、世界のアートシーンで常に注目を集めてきた。

同展では、ホロコーストを主題とした、リヒター自身にとっても重要な位置を占める近年の大作《ビルケナウ》が日本初公開されるほか、初期のフォト・ペインティングからカラーチャート、グレイペインティング、アブストラクト・ペインティング、オイル・オン・フォト、そして最新作のドローイングまで、リヒターがこれまで取り組んできた多種多様な作品を紹介。リヒターが手放さず、大切に手元に置いてきた財団コレクションおよび本人所蔵作品を中心に、約110点を展観する。
展覧会場では、特定の鑑賞順に縛られず、来場者が自由にそれぞれのシリーズを行き来しながら、リヒターの作品と対峙することができる空間が創出されるという。 2022年に90歳を迎えたリヒター。60年にわたる画業において、一貫したテーマのなかで多様な作品を生み出し続けてきたリヒターの作品世界と静かに向き合ってみたい。

ゲルハルト・リヒター《モーターボート(第1ヴァージョン)(79a)》 1965年 ゲルハルト・リヒター財団蔵(c)Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《頭蓋骨(548-1)》 1983年 ゲルハルト・リヒター財団蔵(c)Gerhard Richter 2022 (07062022)
ゲルハルト・リヒター《2021年6月1日》 2021年 ゲルハルト・リヒター財団蔵(c)Gerhard Richter 2022 (07062022)
Photo: Dietmar Elger, courtesy of the Gerhard Richter Archive Dresden(c) Gerhard Richter 2022 (07062022)

【開催概要】
『ゲルハルト・リヒター展』
会期:2022年6月7日(火)~ 2022年10月2日(日)
会場:東京国立近代美術館
開館時間:10:00~17:00、金土は20:00まで(入館は閉館30分前まで)
※ただし、9月25日(日)~10月1日(土)は20:00まで開館
休館日:月曜日(9月19日、9月26日は開館)、9月27日(火)
※9月13日開館情報修正
料金:一般2,200円、大学1,200円、高校700円
展覧会公式サイト:https://richter.exhibit.jp/

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