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千葉の連覇か、琉球の初優勝か、はたまた? Bリーグ、いよいよチャンピオンシップへ突入!

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(写真左より) 岸本隆一(琉球ゴールデンキングス)、富樫勇樹(千葉ジェッツ) (C)B.LEAGUE

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長いレギュラーシーズンを終えて、いよいよプレーオフへ突入。8強が第6第王座を目指す『B.LEAGUE CHAMPIONSHIP 2021-22』が今週末開幕する。5月10日、8チームの選手たちが取材会に出席。『B.LEAGUE QUATERFINALS 2021-22』へ向けて意気込みを語った。

5月13日(金)・14日(土)・16日(月) 琉球ゴールデンキングス(西地区1位)×秋田ノーザンハピネッツ(東地区5位) 沖縄アリーナ

琉球・岸本隆一「長いレギュラーシーズンが終わり、やっとスタートラインに立った。優勝するために毎日を積み重ねてきたので、まず今週チームとして戦っていけはればいいかなと思っている」
秋田・中山拓哉「まず崖っぷちから『CS』に出られて本当によかった。チームとして初めての『CS』。僕らは失うものは何もないので全力でチャレンジしたい。レギュラーシーズンで一度も戦えなかったが、最高勝率の琉球と戦えるのはチームにとってもいいこと。全力でチャレンジしたい」

対戦相手の印象、どう戦いどう倒すか問われると、ふたりは次のように返答した。
岸本「ディフェンスが激しく、オフェンスは3ポイントがキーになる。戦いづらい相手だと思う。僕らが大切にするのはリバウンド、1回で取り切っていかに攻撃につなげるか。レギュラーシーズンで戦っていないので、勝ち切るイメージがなかなか浮かばないが、自分たちの力を出し切った先に勝利があると思っている」
中山「琉球はオフェンスもディフェンスもリーグトップクラスなので、僕らがやることはディフェンスだと思う。そこからいい流れを作り、ディフェンスからの3Pを出せればチャンスはあると思う。インサイドのところは外国籍選手がふたりしかいない中厳しいが、日本人がどれだけやれるかが大事。チーム全員でファイトしたい」

今季のチームの強さについて質問されると、岸本はこのように分析した。
「どういう状況下においても、それぞれが役割を全うする力がついてきた。主将をはじめケガ人が多く、当日に変更点が出てきても、それぞれが役割をより果たすことでシーズン通して成長することができた」

琉球は歴代最高勝率を叩き出しながら下馬評は決して高くない現状を受け、岸本は反骨精神を燃やした。
「そう言われると『見ていろよ』という気持ちになるし、みんなの予想を覆したり、強いチームにチャレンジしていく方が好きなので、これから色んなデータが飛び交うと思うがそこに振り回されず、僕らはレギュラーシーズンで何をしてきたかに自信を持って『CS』に臨みたい」

5月14日(土)~16日(月) 島根スサノオマジック(西地区2位)×アルバルク東京(東地区3位) 松江市総合体育館

島根・安藤誓也「(意気込みについて)クラブ初の『CS』に臨めることを非常にワクワクしているし、個人としても2年ぶりの『CS』。クラブの期待と自分の新たな挑戦ということで非常に楽しみにしている。
(A東京の印象について)リバウドが非常に強い。A東京にはリバウンド王の(セバスチャン・)サイズ、(ライアン・)ロシター、(アレックス・)カークがいて、リバウンドが非常に強いので気をつけたい。ディフェンスの強度が高いので、どれだけ僕たちが走っていけるかも大事だと思う。楽しみだし、燃えているし、自分が本当にお世話になり、戦い抜いたチームとこういう場でやれるのは本当に最高だと思う。『安藤誓也も島根に移籍して成長したな』と思ってもらえるよう、エナジーあふれるプレーを期待して見てほしい。
一人ひとりの選手の期待もある。僕がPGとしてキャプテンとしてしつかりひとつにして戦っていくために先頭に立っていきたい。
(『CS』について)レギュラーシーズンで積み上げてきたものの集大成をこのプレーオフで見せるものだと思っている。相手もそう。『プレーオフのインテンシティでレギュラーシーズンをやれ』と言われても難しい。すべてが決まる、すべてが終わる『CS』というのは全然違う。
(クラブからの期待について)移籍するにあたって『優勝するためにここにきてほしい』と言われ、熱いオファーに対して4年間いたチームから離れて『新たな挑戦をしたい』『ここで優勝したい』と思うようになった。うまくここで重なり合ったなと思う」

A東京・田中大貴「(意気込みについて)昨季は『CS』に出場できなかったので非常に楽しみにしているし、本当にタフな戦いになると思うが、いい準備をして、持てる力をすべて発揮できる『CS』になればいいかなと思う。
(レギュラーシーズンについて)メンバーが大きく変わり、シーズンを通して積み重ねていくはずだったが、全員揃ってなかなか積み上げができずに難しかった部分もあるが、個人的にはよく我慢してこの位置をよくキープしているなと思う。
(安藤について)今季いいシーズンを送っているひとり。覚悟を持って移籍して、それを見て思う。島根のキーとなる選手のひとり。前回試合をした時は彼に気持ちよくプレーさせてしまって自分たちは落としてしまった。誓也は『CS』で2回優勝しているPG、勝者のメンタリティを持っている。島根に経験やメンタリティをうまく浸透させてチームとしていい成績を収めていると思うし、試合をするのが楽しみだし、互いに負けられない気持ちのぶつかり合いになると思う。
(今季の強みについて)うちはディフェンスのチーム。そこをしっかり崩さず戦えればどのチームにも戦えると思う。インサイドの重要な選手がケガでいない中、ディフェンスでどれだけ抑えられるか。やっぱり優勝するのはディフェンスがいいチームだと思うので、しっかりディフェンスをしたい。サイズのミスマッチで難しいところはあると思うが、宇都宮との最終戦のようにみんなでいいエナジー出して激しいディフェンスを島根にもしていきたい」

5月14日(土)~16日(月) 川崎ブレイブサンダース(東地区2位)×名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(西地3区位) 川崎市とどろきアリーナ

川崎・藤井祐眞「昨年はセミファイナルで負けているし、アウェイ、アウェイの連戦だった。今回はホームで開催されるので、優勝のチャンスもあると思う。悲願の初優勝へ向けてがんばりたい」
名古屋D・狩野祐介「僕個人として『CS』は初めて。チーム一丸となって楽しくバスケットができればと思っている」

相手チームの印象を聞かれると、ふたりはこう答えた。
藤井「名古屋は今季HCが変わり、スタイルが変わったと感じている。ディフェンスのシステムや外国籍選手がガラリと変わり、チームのスタイルも変わっていると感じている。アウトサイドの積極性とシュート力が本当に素晴らしい。アウトサイドの日本人選手をしっかり止めることが大事だと思う。
齋藤拓実選手はオフェンス能力が素晴らしく、乗せたら手が付けられないと思うので、そこを自由にやらせたくない。そこは僕が積極的にアタックすることによってディフェンスに回させて、気持ちよくオフェンスさせないことが大事」
狩野「川崎の印象はとにかく強い。戦っていても強いし、見ていても強い。何度も日本一になっているし、『天皇杯』も取っている。勝ち方を知っている。外からも中からも強い。『当たって砕けろ』ではないが、僕らは胸を借りるつもりで戦うしかない」

自チームと相手チームのキーマンは誰か問われると、このようにコメントした。
藤井「僕たちはサイズにアドバンテージがあると思うので、インサイド陣がキーマンになると思う。名古屋はアウトサイドのプレーヤー、狩野選手の3ポイントを警戒しないといけない。アウトサイド陣のところをしっかり抑えたい」
狩野「川崎は身長が大きいし、ゴール下の得点が多いので、注意しないといけない。(ニック・)ファジーカス選手をしっかり止めないといけない。齋藤選手、レイ・パークスジュニア選手がどんどんアタックし、僕らシューターが外から積極的に打っていけばいい勝負ができるのかなと思っている」

5月14日(土)~16日(月) 千葉ジェッツ(東地区1位)×宇都宮ブレックス(東地区4位) 船橋アリーナ

千葉・富樫勇樹「(意気込みについて)まず『CS』に出場できてうれしく思うし、東地区1位となり船橋アリーナで戦えることは自分たちの力になる。レギュラーシーズンの終わり方としてはよかったのではないかと思う。
レギュラーシーズンも『CS』も変わらずホームコートのアドバンテージはあるが、大きな舞台になればなるほどホームコートの力あると思う。そのために長いレギュラーシーズンを戦っているようなもの。どの相手と戦おうとも準決勝までホームでできるので、ホームコートの力を生かして戦っていきたい。
(キャプテンとして)よく声を掛けていきたい。負けたら終わりの緊張感を持って臨まないといけない。ここ最近スタートの出足の悪さがあるので、『CS』では命取りになる。チームとしていい準備をしていきたい。
(対宇都宮について)去年『ファイナル』で対戦した相手だが、ホームでできるのが自分たちのアドバンテージ。声援を背にやっていきたい。ブレックスはインサイドのフィジカルのゲームをしてくるので、そこを止めていかないといけない。ひとつひとつのボールへの執着も必要。リバウンドから走ること。相手にオフェンスリバウンドを取られると千葉としては走る機会が少なくなるので、相手のフィジカルの部分を止めるしかない。
(2連覇に向けて)もちろん大きな目標だし、チームとして最大の目標としてやってきて、あと6勝まできた。千葉は45試合しかやっていないので『ファイナル』へ向けて毎試合成長していかないといけない。1試合1試合戦っていきたい」

宇都宮・田臥勇太「(意気込みについて)いよいよ『CS』。長いレギュラーシーズンを戦い、チームとして成長してきたと思うので、チームとしてまとまって、勝つことにこだわって『CS』に臨みたい。
(相手のキーマンについて)富樫選手が中心になって攻撃力あるチームなので、そこはしっかり抑えるところと、トランジションのところをしっかり抑える。リバウンドを取ってオフェンスにつなげることが大事。1対1で守るのではなく、5人全員で守るというのを徹底しないといけない。千葉は乗せると怖いチーム。千葉はディフェンスも強い。まず全員がディフェンスをがんばって、リバウンドを取って、オフェンスへつなげられるように40分間集中してやっていきたい。

(『CS』について)会場の雰囲気も全然変わるし、プレーのひとつひとつの重要性もさらに気合が入って変わる。レギュラーシーズンは負けても次の節があったり、対策をする時間がある。『CS』は負けたら終わってしまう。ワンプレーワンプレーの重みや激しさが変わってくるし求められると思う」

果たして千葉が連覇を果たすのか、琉球が西地区初の王者となるのか。はたまた地区2位以下から一気に頂点へ駆け上がるチームが現れるのか。『B.LEAGUE SEMIFINALS 2021-22』は5月20日(金)~24日(火)に開催。『日本生命 B.LEAGUE FINALS 2021-22』は5月28日(土)・29日(日)・31日(火)・東京体育館にてティップオフ。

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