Co/SS/gZのZEROが先月死去、バンドメンバーおよびスタッフが死因を発表
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ZERO(Vo, G)
Co/SS/gZ(コーパス・グラインダーズ)のリーダー・ZERO(Vo, G)が4月11日に亡くなっていたことを、バンドメンバーおよびスタッフがオフィシャルサイト・TASTEで発表した。
ZEROの死去については友人ミュージシャンたちがSNSなどで言及していたが、これまで公式のアナウンスはなかった。オフィシャルサイトによると、ZEROは今年3月初旬に循環器の検査のため都内の病院に入院したが、その初日の夜間就寝中にうっ血性心不全起因の呼吸困難に陥り一時心停止。心臓マッサージの成功により一命を取り留めたが、その後低酸素脳症を発症して意識不明となり、幾度もの危篤状態を1カ月強乗り切ったものの、4月11日に永眠したという。享年54歳だった。
なおZEROは2017年5月に筋トレ中にくも膜下出血を患い入院。手術後は後遺症に悩まされながらも5年間におよぶリハビリを行い、ようやく完治に近い状態と診断されたばかりだった。彼の死はバンドの再始動に向け、アルバムの制作やライブの打ち合わせを始めた矢先の出来事だったという。
Co/SS/gZ(コーパス・グラインダーズ)は、1989年に結成されたジャンクバンド。ZERO、名越由貴夫(G)、大地大介(Dr / BEYONDS、fOUL)、吉村秀樹(G / bloodthirsty butchers)というトリプルギター編成で活動し、国内外で絶大な支持を得る。1996年にメジャーデビューし、立て続けに2枚のアルバムを発表するも、1999年に活動を停止。2013年に突然の復活を宣言し、2014年にbloodthirsty butchersのトリビュートアルバム「Yes, We Love butchers ~Tribute to bloodthirsty butchers~ Night Walking」で17年ぶりとなるレコーディング音源を発表して話題を集めた。