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市民コレクターの寄贈により形成された珠玉のコレクションを紹介『ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡』6月29日より開催

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ワシリー・カンディンスキー《白いストローク》 1920年 Museum Ludwig, Köln / Cologne, ML 10003. (Photo: (c)Rheinisches Bildarchiv Köln, rba_d056273_01)

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市民のコレクターたちによる寄贈を軸にコレクションが形成されてきた、ドイツ・ケルン市が運営するルートヴィヒ美術館。6月29日(水)より同館が所蔵する20世紀初頭から現代までの優れた美術作品を紹介する『ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡―市民が創った珠玉のコレクション』が国立新美術館にて開催される。

同展では、ルートヴィヒ美術館のコレクションの代表的な作品を寄贈したコレクターたちに焦点を当て、出品作品を紹介。なかでも、館名に名を冠するルートヴィヒ夫妻が寄贈したヨーロッパ随一といわれる優れたポップ・アートのコレクションやロシア・アヴァンギャルドの貴重な作品群、数多くのピカソの優品は、ルートヴィヒ美術館の核を形成している。
一方、 表現主義や新即物主義などドイツ近代美術の名品の多くは、ケルンで弁護士として活躍したヨーゼフ・ハウプリヒによる寄贈だ。彼は、第二次世界大戦から守り抜いた貴重な作品群を、戦後まもなくケルン市に寄贈し、社会に大きな希望を与えた。

こうした代表的なコレクションに加え、写真芸術発展の支援者でありコレクターであったグルーバー夫妻のコレクションや、現代美術を振興するさまざまな取り組みを経て収蔵された2000年代以降の作品も紹介。

ドイツ表現主義、新即物主義、キュビスム、ロシア・アヴァンギャルド、バウハウス、シュルレアリスム、ピカソやポップ・アート、前衛芸術から抽象美術、そして2000年以降の美術まで、油彩や彫刻、立体作品、映像、写真を含む代表作152点で展観し、私たちの社会における美術館の意義と役割を見つめなおす契機を提示する。

エルンスト・バルラハ《うずくまる老女》 1933年 Museum Ludwig, Köln / Cologne, ML 76/SK 0047. (Photo: (c) Rheinisches Bildarchiv Köln, rba_c005052)
カジミール・マレーヴィチ《スプレムス 38番》 1916年、Museum Ludwig, Köln / Cologne, ML 01294. (Photo: (c) Rheinisches Bildarchiv Köln, rba_d033965_01)
ヴォルス《タペストリー》 1949年 Museum Ludwig, Köln / Cologne, ML 01167. (Photo: (c) Rheinisches Bildarchiv Köln, Peter Kunz, rba_d032855_01)

【開催概要】
『ルートヴィヒ美術館展 20世紀美術の軌跡—市民が創った珠玉のコレクション』 会期:2022年6月29日(水)〜9月26日(月)
会場:国立新美術館 企画展示室2E
時間:10:00〜18:00、金土は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜
料金:一般2,000円、大学1,200円、高校800円
展覧会HP:https://ludwig.exhn.jp
※2022年10月14日(金)〜2023年1月22日(日)京都国立近代美術館へ巡回予定

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