阿弥陀如来にかかわる華麗で多様な美術を紹介『阿弥陀如来 浄土への憧れ』5月28日より開催
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重要文化財《阿弥陀如来像》朝鮮・高麗時代 大徳10年・ 忠烈王32年(1306)根津美術館蔵
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すべて見る日本仏教の展開とともにさまざまな様相を見せ、仏教美術の柱のひとつとなっていった阿弥陀如来とその信仰を紹介する『阿弥陀如来 浄土への憧れ』が5月28日(土)より青山・根津美術館にて開催される。
誰もが知るほとけである“阿弥陀さま”は、飛鳥時代にはすでに信仰されており、のちに浄土信仰が盛んになると極楽往生へと導く救いのほとけとして、国中で崇められるようになった。
同展では、平安時代後期全国へと広まった、信濃国(現在の長野県)の善光寺への信仰を描いた《善光寺縁起絵》や、鮮やかな朱と緑の衣に金泥を多用し精緻な文様を描き込んだ高麗の《阿弥陀如来像》など、同館所蔵の仏画を中心に、日本における阿弥陀信仰の歴史とその広がりを概観し、仏教を国教としていた高麗における作例もあわせて紹介。
阿弥陀如来にかかわる美術の華麗で多様な世界を展観する。
【開催概要】
『阿弥陀如来 浄土への憧れ』
会期:2022年5月28日(土)~7月3日(日)
会場:根津美術館 展示室1・2
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜
料金:一般1,300円、大高1,000円
※オンライン日時指定予約が必要
美術館公式サイト:https://www.nezu-muse.or.jp/
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