Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > 神尾楓珠「年上だけれど空気感が自分と近い」 『恋は光』西野七瀬との撮影裏を明かす

神尾楓珠「年上だけれど空気感が自分と近い」 『恋は光』西野七瀬との撮影裏を明かす

映画

ニュース

ぴあ

『恋は光』完成披露試写会

続きを読む

フォトギャラリー(3件)

すべて見る

5月16日に都内で行われた映画『恋は光』完成披露試写会に、神尾楓珠と西野七瀬が登壇した。

映画の原作は秋★枝による同名人気コミックで“恋する女性が光を放ってキラキラして視える”という特異な体質を持つ男子大学生の初恋を描いた物語。恋愛感情に振り回されながらも“恋って何だろう?”と「恋」の定義について考察する主人公たちに『ウルトラジャンプ』連載時から共感の声が多く寄せられ話題となった。

大学生・西条を演じるのは、最も注目を集めている神尾。西条にずっと片想いをしながらも「光っていない」と言われてしまう幼なじみの北代を西野が演じる。共演には平祐奈、馬場ふみか、と豪華キャストとなっている。

完成披露試写会では、恋する女性が光って視えるという特異な体質ゆえ、恋を遠ざけている主人公・西条役の神尾が劇中を彷彿とさせる眼鏡姿で登場。これについて自身は「みんなにハリーポッターみたいだと言われました。しかも劇中のビジュアルと今とが違い過ぎてビックリするかもしれません」と笑いを取りつつ、映画については「会話劇が面白くて、テンポもいいし聞きやすい。それが魅力的です」と力強く語った。

西条の幼なじみでずっと想いを寄せながらも、打ち明けられない北代役の西野は「西条と北代は男女なのにめちゃめちゃいい友達で、その関係性が新鮮。ふたりで色々なところに行って撮影するのも楽しかった」と笑顔。

本作で初共演となるふたりだが、神尾が「七瀬ちゃんは年上だけれど空気感が自分と近いような感じがして、こっちも気を遣わずに撮影現場にいることができました」と親近感を明かす。それに対し、西野も「それは私も一緒です。(神尾は)年下なのでどうやって接すればいいのかと最初は不安だったけれど、年齢を感じさせないくらいの感じで接してきてくれて楽でした」と相思相愛の様子だった。

親密感が生まれたのは、小林啓一監督が提唱するメソッドによるものが大きいという。撮影に入るにあたり、ふたりは3分間見つめ合ってお互いの架空の過去を作り上げるという手法に挑戦。

これについて同じく登壇した小林監督が「ラブシーンでやるような演技メソッドを幼馴染という設定に応用したトレーニングです」と説明すると、西野は「それまで敬語で接していたけれど、メソッドが終わったときに『タメ口でいい?』と聞いたら『そうしよう!』と言ってもらって。そこから楽でした」と効力があったことを話した。

また本作の内容にちなんで「恋の定義」を聞かれると「それは取材で聞かれ過ぎて見失った」(神尾)、「私も取材で何十回と聞かれました」(西野)と苦笑い。それでも神尾は「好意の延長線上にあるものが恋だと思う。それは人でもモノでも何でもいい」と回答。西野は「好きな人がいたとして、会っていなくても考える時間があることが恋だと思う。美味しいものを食べたり、綺麗な景色を見たときにそれをシェアしたいと思う人に恋をしているんじゃないかな?」と恋の持論を展開。

ほかにも「これは、恋の光が光っているのか?」を判断するジャッジ企画を実施するなど、イベントは大盛り上がりとなった。

最後に小林監督は「恋は人生を活性化させてくれるもの。恋とは人を思う綺麗な美しい感情でもある。この映画が皆さんにとっての光になれば」と期待を込め、西野は「撮影時も楽しかったし、映画を見たときも面白かった。映画を見終わった後に誰かに見てほしいと思ったり、見終わった後でも楽しめる明るい作品。ロケーションも最高でどのシーンにも夏が感じられるので楽しんでほしいです!」と作品をアピール。

神尾が「4人の登場人物が個性的で、映画を見終わった後に全員のことを好きになってもらえるはず。どうかこの4人を応援してほしいです!」と呼び掛けて、試写会は幕を閉じた。

『恋は光』
6月17日(金)公開

フォトギャラリー(3件)

すべて見る