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パンデミック以降の私たちの未来の可能性を探る『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』6月29日より開催

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ギド・ファン・デア・ウェルヴェ《第9番 世界と一緒に回らなかった日》2007年 Courtesy:Monitor, Rome; Grimm, Amsterdam; Luhring Augustine, New York 撮影:ベン・ゲラーツ

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2020年以降、私たちの生活や心境を大きく変えることとなった新型コロナウイルスの流行。パンデミック以降の新しい時代をどう生きるのか、アート作品を通して考察する『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』が、6月29日(水)より森美術館にて開催される。

同展のタイトル『地球がまわる音を聴く』は、オノ・ヨーコのインストラクション・アート(*1)から引用したもの。
この言葉のように、想像するだけで世界が広がるオノ・ヨーコのインストラクション(指示書)を集めた作品や、ヴォルフガング・ライプの花粉や蜜蝋、牛乳など身近なものを使い、生命のエッセンスを美しくシンプルに提示する作品、ドメスティック・バイオレンス(DV)をテーマにした飯山由貴の新作インスタレーション、催眠術を用いて言語に頼った人間の認識の脆弱性を明らかにしつつ、心の回復の可能性を示す小泉明郎の新作映像、東北をテーマにした内藤正敏の写真作品や青野文昭のインスタレーションなど、国内外16名のアーティストによる作品を紹介。
いずれも、自然と人間、個人と社会、家族、繰り返される日常、精神世界、生と死など、生や実存に結びつく主題の作品が展示される。

インスタレーション、彫刻、映像、写真、絵画などで表現されるこれらの作品を向き合うことで、誰のものでもない、自分自身にとっての「ウェルビーイング(よく生きること)」とはどういうことなのか、考えるきっかけの場となるだろう。

*1 コンセプチュアル・アートの形式のひとつで、作家からのインストラクション(指示)そのもの、あるいはその記述自体を作品としたもの。

参加アーティスト:エレン・アルトフェスト/青野文昭/モンティエン・ブンマー/ロベール・クートラス/堀尾昭子/堀尾貞治/飯山由貴/金崎将司/金沢寿美/小泉明郎/ヴォルフガング・ライプ/ゾーイ・レナード/内藤正敏/オノ・ヨーコ/ツァイ・チャウエイ(蔡佳葳) /ギド・ファン・デア・ウェルヴェ

《ヘーゼルナッツの花粉》を展示するヴォルフガング・ライプ、豊田市美術館(愛知)2003 年Courtesy:ケンジタキギャラリー(名古屋、東京)撮影:怡土鉄夫 ※参考図版
飯山由貴《海の観音さまに会いにいく》2014 年 撮影:宮澤 響 ※参考図版
金沢寿美 展示風景:『第6回新鋭作家展 影⇆光』川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉)2017年 撮影:阿部萌夢

【開催概要】
『地球がまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイング』
会期:2022年6月29日(水)~2022年11月6日(日)  ※会期中無休
会場:森美術館
時間: 10:00~22:00、火曜は17:00まで(入場は閉場30分前まで)
料金:平日一般1,800円、65歳以上1,500円、大高1,200円、4歳~中学600円/土日祝一般 2,000円、65歳以上1,700円、大高1,300円、4歳~中学生700円
※『MAMコレクション015: 仙境へようこそ―やなぎみわ、小谷元彦、ユ・スンホ、名和晃平』、『MAMスクリーン016:ツァオ・フェイ(曹斐)』、『MAMリサーチ009:正義をもとめて―アジア系アメリカ人の芸術運動』も同時開催
※事前予約制(日時指定券)を導入
美術館公式サイト:https://www.mori.art.museum

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