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約12メートルのワニがまわる大型インスタレーションを展開『ワニがまわる タムラサトル』6月15日より開催

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タムラサトル×川口市立前川東小学校6年生 〈われわれはワニを回す〉 2019年 川口市立アートギャラリー・アトリア 展示風景 撮影:金田幸三

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カラフルなワニの彫刻がくるくると回転する代表作「まわるワニ」で知られるタムラサトルの個展『ワニがまわる タムラサトル』が、6月15日(水)より国立新美術館にて開催される。

数字や⽂字、記号などを形作ったチェーンが延々と回る「マシーンシリーズ」、木の角棒で鉄板を10回たたくだけの装置《10回たたく》など、“電気を使った芸術装置”を制作する現代美術家・タムラサトルは、大学3年の秋になぜか「ワニがまわる」という絵が浮かび、4.5メートルのワニが毎分30回転(1994年当時)する作品を制作。その時に初めて作家になるということを強く意識したという。

国立新美術館開館15周年という記念の年に開催される同展では、タムラの原点であるカラフルな「まわるワニ」の彫刻を約12メートルの巨大なワニを中心とした大型インスタレーション作品として展開する。

なぜ「ワニがまわる」のか。「『ワニがまわる』ことに意味があるのではなく、『よくわからないが、なぜかワニがまわっている』という不可思議なこの状況こそが、作品の面白さの本質であることに気づいた」というタムラ。

「なぜまわるのか?」という問いから解放されたタムラの作品は、既成の価値観を揺さぶり、「アートとは何か」ということを改めて考えるきっかけを与えてくれそうだ。

タムラサトル 《スピンクロコダイル》 1994年 小山市立車屋美術館 撮影:木暮伸也
タムラサトル

【開催概要】
『ワニがまわる タムラサトル』 会期:2022年6月15日(水)~7月18日(月・祝)
会場:国立新美術館 企画展示室1E
時間:10:00~18:00、金土曜は20:00まで(入場は閉館30分前まで)
休館日:火曜
料金:無料
美術館公式サイト:https://www.nact.jp/exhibition_special/2022/spinningcrocodiles/

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