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「はい、泳げません」長谷川博己、綾瀬はるかにカマキリ克服方法を提案

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「はい、泳げません」公開直前イベントの様子。左から綾瀬はるか、長谷川博己、渡辺謙作。

「はい、泳げません」の公開直前イベントが本日5月25日に東京・e-sports銀座で行われ、キャストの長谷川博己と綾瀬はるか、監督の渡辺謙作が登壇した。

本作ではひょんなことから水泳教室に通うことになった“カナヅチ”の哲学者・小鳥遊雄司と熱血コーチ・薄原静香の一進一退の日々が描かれる。「八重の桜」以来、約8年ぶりに共演を果たした雄司役の長谷川と静香役の綾瀬。長谷川は「頼れる共演者ですね。約8年ぶりのお芝居でしたけど、すっと入っていけました。本当に楽しかったです!」と語る。綾瀬が「台本を読んだときに長谷川さんにぴったりな役だと思ったんです。一点に思考がバーッといって、最終的にもがいている感じをみんなが支える感じが。いい意味ですよ(笑)」と述べると、長谷川は「雄司がいろんな女性に支えられていく話なので、間違っていないと思います」と笑い、会場を和ませた。

長谷川は「綾瀬さんが演じている静香は超人的なキャラクター。それが彼女の持っている無邪気さというか天使的な雰囲気とすごくマッチしていて、完璧な感じでした」と述懐。渡辺がうなずきがら「鬼のときは鬼になれるし、笑顔はまたキュートなので、生徒としてはたまらなかったんじゃないですか?」と問うと、長谷川は「そうですね。ちょっと叱られたいなと思いました(笑)」と振り返った。

イベント中盤には本作のタイトルにちなみ、長谷川と綾瀬がそれぞれ“できないこと”を発表する場面も。「服を捨てられません」と回答した長谷川は「着ないにもかかわらず、とりあえず買っちゃうんですよね。どんどんクローゼットが埋まっていきます」と話す。続く綾瀬は「触れません」という文字にカマキリの絵が添えられたフリップを掲げ、「カマキリが苦手で。子供の頃から触れないんです。なんかパリッとしてそうで(笑)」とコメント。長谷川が「カマキリ色のスーツですみません。思い出させちゃって」と謝罪し綾瀬を笑わせてから、「克服するために、あえて1回(カマで)挟まれてみるとか?」と提案すると、綾瀬は「じゃあ、次カマキリに出会ったら手を出してみます!」と茶目っ気たっぷりに返した。

最後に渡辺は「長谷川さんが出ずっぱりの映画。長谷川博己金太郎飴みたいな作品なので、その辺を喜んで観てほしいです」と、綾瀬は「観終わったあとに、じわーっとくる映画。ぜひ映画館で観てください」と呼びかける。長谷川は「生きることに対してものすごく前向きになれる映画です。プールの中の世界は幻想的で美しいですし、映画館の大画面で観ていただけたらうれしいです」とアピールし、イベントを締めくくった。

「はい、泳げません」は6月10日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。

(c) 2022「はい、泳げません」製作委員会